「完璧な準備は永遠に出来ない」という言葉が、カウンセリング仲間と話していたとき出てきたんです。
「何かをするにも自信がない。もう少し自分に自信があったのならいいのに」このようなコメントはカウンセリングでよく耳にします。
その気持ちもよく分かります。私もそう思っていましたから。
でも、きっと自信なんてものはどんなに積み重ねていっても、完璧に持てるものではないんですよね。
何かを始めようとするときも、いや、自分はまだまだだ、と思います。あれがない、これもまだできない、まだタイミングじゃない。色々な理由が出てきます。
傷つきたくないし、失敗したくないから、そのために色んな準備をします。
けれど、どんなに準備を積み重ねたところで、その完璧な準備ができる瞬間は永遠に来ないんです。
もう、めちゃくちゃ怖いですけどね。
不十分なまま
不完全なままの自分で
スタートを切る。
これに尽きます。
むしろ大切なのは、それが本当にしたいことなのかどうか。
大好きな人に、大好きですと言う。
やりたいことを始める。
やりたい気持ちがあればやるし、失敗や傷つくことが怖ければやらないまま。私がカウンセリングを始めたときも、そんな感覚でした。
完璧な状態じゃないって分かってる。走りながら積み重ねるしかない。だから、現時点のベストを尽くす。
もうすごく怖いし、不安だし、責任は感じるしで大変でしたが、不十分なままスタートを切ろうと思ったことで今があります。(関わってくださったみなさま、本当にありがとうございます。心から感謝です。)
あなたも、もしやりたいことがあるなら、気になる人がいるなら、不十分なままの自分で、飛び込んでみようと思えたなら世界は変わると思います。