自分らしく生きる

自分が何をしたいのかわからない

2014年10月26日

本日は面談Dayでした。

表面でどんなことを感じていたとしても、人の心の核の部分ではとっても優しくて誰かを愛したい想いが隠れているようです。

自分の中の優しいところ、愛に気付き、何を自分が望んでいるのかを知るためには、感情を感じることが第一歩です。

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自由が欲しい、やることを強制されたくないって思っていたけれど大人になって、自分の思うとおりできるような環境が整ってみたら何がやりたいのかわからない。

今のままじゃ嫌だけど、何を目指せばいいのかわからない。

言いたいこともしゃべっているけど喜びはなくて心は平坦なまま。色々と本音は話すけど、正直いって「だから、何?」みたいな。

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自分が何をしたいのかわからないというご相談はたくさん頂きます。

心が平坦で何があってもあまり動じないし、ちょっと冷めてる自分がいる。

自分が何を求めているのか、何をしたら満足感が得られるのか全然わからないというのは辛いですよね。

その背景には親子の問題が隠れていることもあります。

子供の頃、親から抑えつけられて育ってきて言うことをきいているうちに、親の望む道に進み自分の望みがわからなくなってしまったり両親の仲が悪くてなんとかしようと頑張っているうちに自分を後回しにしてしまったり。

一方で、親との仲は普通で愛されたし特に問題はなかったと思っているんだけど・・・なんでこんなふうになっちゃったんだろう、というケースもあります。

カウンセリングではお話をお伺いしながら、なぜ自分がしたいことがわからなくなったのか心理的なブロックになっているものを捜していきます。

ただ、親子の問題があったにしても、なかったと思っているにしても心を動かしていく、そんな体験をしていくことが鍵になります。

私がカウンセリングに初めて出会ったときには心が平坦で淡々としていてあまり感情を感じない状態でした。

自分が寂しいと思っていたこともわからなかったし大きな喜びも感じられていなかったと思います。

抑圧されていると、ネガティブなことも感じない代わりにポジティブなことも感じられなくなるんですね。

心を動かす体験をすると、世界に色がついて鮮やかに見えるようになります。「感動する体験」「心の深い部分で感じる体験」とでもいいましょうか。

日常では泣ける映画を見たり、小説を読んだり、美しい景色をみたりとびきり美味しいものを食べたりして心を動かしてみましょう。

面談カウンセリングではそうした心の深い部分を扱っていきますので何も感じていなかったはずなのに、思わず感情がこみあげてきて涙が出るということもあります。

気付けば大号泣していて、あれ、なんで泣いてるの?!なんてことも・・。

きっかけがつかめたらもう大丈夫。

自分が何をしたらいいのかわからないというのは、きっと我慢してきたり自分を後回しにしてきたことが多かったはず

さあ、あなたが我慢していることって何でしょうか? 自分が我慢することによって助けてあげたい誰かがいましたか?


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