今日はアメブロ★恋と仕事の心理学に載せました記事をこちらでもご紹介します。
結婚したい。パートナーが欲しい。そう願っているはずなのになぜかうまく行かないことってありますよね。
もういい年齢になったし、このまま独身で過ごしていくのもなぁと思うので、結婚したいのだけれどモチベーションが上がらずお付き合いにまで至らない。最近になって本当に結婚を望んでいるのか疑問に思えてきた。
周りもどんどん結婚し出しているし、パートナーと付き合ってそれなりに経つので結婚を意識し始めているのだけど、なんだかモヤモヤする。本当に結婚して大丈夫なのか不安。
こういったお話はカウンセリングでよくお伺いします。
結婚って人生の大きな選択なので、迷ったり不安になったりするのは当たり前だと思うんですね。
特に、結婚はしたいと思っているけれど、結婚に対するイメージが良くない<ことって結構あるんです。
結婚したいって熱望しているのに、彼がYesと言ってくれないとか、パートナーが見つからないといった場合は、無意識のうちに結婚に対するブレーキがかかっている可能性があります。
結婚に至らないのは相手側の問題であったとしても、こちら側にも潜在的に不安要素があったり結婚に対するマイナスのイメージがあったりして、それが結婚に進むことをブロックしているというケースもあるんですね。
いまいちど、本当に結婚したいって思っているの?とご自身に問いかけてみてください。
そして、もし結婚に対してネガティブなイメージがあるとしたら何だろう? 何を怖れているんだろうか?との問いかけもしてみてくださいね。
◆両親から引き継いだネガティブなイメージ
ご両親の結婚生活を見ていて、幸せそうに見えなかった場合ではやはり結婚のイメージが悪くなることがあります。
お母さんは家事に育児にとっても忙しそうで、服や化粧品など自分のものを買うのを我慢していて、自由がなさそうに見えていた。
お母さんは祖母(義理の母)と折り合いが悪く苦労していた。お母さんとお父さんはいつも口喧嘩をしていて、お互いの愚痴を言うのを子供の頃から聞かされていた。
なんてことがあれば、自分が結婚したら親と同じように我慢しなければいけなくて自由がなくて、嫁姑問題に悩んで、夫婦不仲で、、と思ってしまいます。
仲良し夫婦に憧れがあったとしても、身近な事例がネガティブなものだと結婚したいとは思えなくなってしまうものですよね。
◆両親の結婚生活をもう一度振り返り、イメージの書き換えを行う
子供の頃に見た両親の結婚生活はとても愛し合っているとは思えず不幸だと感じていたとしても、実際に親本人がどう思っていたかはわからないものです。
大人の目線になって両親をもう一度見直してみたとき、子供の頃には気がつかなかった視点に気付くこともあるでしょう。
可哀想だと思っていた母親は、実は可哀想な人ではなかった、色々と大変だったけれど幸せだったというケースもたくさんあります。
両親の間に、本人たちにしかわからないような絆や結びつきがあったという場合もあります。
カウンセリングを通してご両親の結婚生活について振り返ってみるとよいかもしれません。
もし、ネガティブなイメージが結婚したいという希望を邪魔しているのならイメージの書き換えを行うことが有効です。
結婚は我慢して犠牲して不自由になるものだという概念があるとしたら、なぜその概念が生まれたのかを詳しくみていき、結婚しても自由でいてもいいんだと許可を出してあげるとよいですね。
カウンセリングでは許可を出すためのイメージワークや、理想の結婚生活を具体的に挙げて潜在意識に定着させる方法を使うことがあります。
また結婚してもお互いに自由で楽しく過ごしているカップルを見つけて、実際の良い事例から学ぶとよりイメージが書き換えられやすくなりますね。
なるべくポジティブなイメージを取り込んで潜在意識に定着させていくことで、結婚に対してのハードルが下がってくることが多いようです。