つながる・コミュニケーション

価値観の違いでもっとも大事なのは「許せないこと」

2020年1月17日

自分の好みを知るための方法として「理想のパートナーの条件をたくさん書き出してみましょう」というワークがありますが、個人的に役に立ったのは、自分が絶対許せないことは何かを知っておくことのほうでした。

カウンセリングでも「許せないこと、嫌いなことをはっきりさせてみるといいですよ」なんてお話したりするのですが、理想の条件って「やさしい人がいい」「頭のいい人が好き」とかちょっと漠然としていますよね。

ワークでは漠然さをなくすために100個とか書き出すわけですが、そうすると、より具体的になっていくんですよね。100個くらい書きまくるとなんとなく自分の好みの傾向が見えてきます。

もしやったことがない場合は一度やってみるといいと思います。いろいろ気づくことがあるはずです。

私も自分でやってみたことがありますが、より役に立ったなと思ったのは「許せない」ことを見つけていくほうのワークでした。

長く一緒にいることを考えると「こういうところが好き」という気持ちもさることながら、「こういうことは許せない」ということが少ないほうがいいと思うのです。

もちろん、その許せないことがお互いに一致していたらなおいいですよね。

自分の許せないことと、相手の許せないことが大きくズレていると、めでたくカップルになった後に喧嘩のタネになりかねませんからね。

あなたはどんなことが許せないですか?

口が軽いこと?
だらしないこと?
部屋が散らかっていること?
積極性がないこと?
自分にお金を使ってくれないこと?
容姿が好みじゃないこと?
自分を尊重してくれないこと?
逃げ癖があること?
話し合いができないこと?

その「許せないこと」に当てはまらない人を選びましょう。

できれば、こうじゃないほうがいいな~というふんわりしたものではなく、これだけは絶対に許せない!というレベルのものを見つけるのがポイント。

できればこうじゃないほうがいいな~というレベルのものは、許容できるので大丈夫なんです。絶対許せないと思うものは、裏を返せば自分にとってめちゃくちゃ大事で、ゆずることのできない価値観なのです。私は3つくらいありましたよ。

夫婦になったり長く付き合おうと思えば、どれだけ相手のことを許容し合えるかが大事になってきますからね。

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