人から褒めてもらうって嬉しいですよね（もしかしたら、嬉しくないという人もいるかもしれませんが）。私も褒めてもらえるのは大好きです。
自己価値をＵＰさせる方法として、人から褒めてもらうというやり方がありますが、人から褒めてもらえば自己価値が上がるかというと、そう単純でもないんですね。
褒められる（価値を教えてもらう） → 自分がその価値を受け入れる
という二段階構造になっています。
人から褒めてもらってる間は気分がいいけど、褒めてもらえなくなってきたときに「やっぱり私はダメなのかなぁ」って不安になるときは、自分が価値をちゃんと、受け取れていないんです。
本当に価値を受け入れられていたら、褒めてもらえなくても自己価値は下がっていきません。
なぜなら、自分で自分の価値を「知っている」状態だからです。
自己価値を上げると傲慢になるんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、価値を「知ってる」
「受け入れている」というのは、当の本人にとっては特別な意味を持つものではないんですね。
努力家ですねって言われても、知ってますよってレベルだと「はい、その通りです」で終わり。それ以上の意味はないですもんね。
絶えず褒めてもらったり、価値を見出してもらっていたりしいないと不安になるときは、自分が自分の価値を認めていないときです。
最終的には自分で認めることができるようになっていないと、いつまでも人に求めることになります。
周りの人が応えてくれている間は問題ないんですが、そうじゃなくなったときに周りの人に不満を持つようになってしまいます。
人に褒めてもらって、初めて自分の価値を知り、何回も何回も言ってもらうことによって価値を認められるようになることもありますので、褒めてもらうやり方も効果はちゃんとあるんです。
ただし、最後は自分が受け入れるかどうかですよ、ということですね。
人から何回も何回も価値を伝えてもらっているのに、全然自信が持てないということもあると思います。
それは自分が受け入れていないからなのですが、受け入れたくない理由を持っていることもありますので、「何で受け入れたくないのかな？」「受け入れないことで自分に何かメリットがあるのかな？」って考えてみるのもいいですね。