自分らしく生きる

全てを手放したら、何もないけど全部あったことに気づく。

2016年2月9日

何やら、禅問答のようなタイトルになってしまいましたが。これ、つい最近体感しました。

友達の開催したセミナーに参加しましたら、カードゲームのような遊びをやったんですね。

これがまた秀逸な内容だったんです。

自分の抱えている問題点4つとそれを解決するための恩恵4つ(これがあれば問題は解決できると思うもの)を書き出して、それを一個ずつカードに書いて持つんですね。

例えば問題が「やりたいことがわからない」だったら、恩恵は「情熱」とか。問題が「お金がない」だったら恩恵は「給料がUPする」とかです。

最終的には、持っていた問題のカードも恩恵のカードも、全てを捨てて手放していきます。

手持ちに何もなくなった空っぽの自分をどう感じるか? という体感ゲームです。

問題を手放すのはよくある話なのでわかるのですが、恩恵までも手放してしまうことが斬新で面白かったですね。

全部を無くしてしまったら、空っぽになって確かに私は何も持ってないと思いました。

でも、空虚ではなくてむしろ満たされていました。必要なものは既にあるという感覚が強くなったんです。

自分の存在があればそれだけでいい。これさえあればもう全てはある」そんな不思議な感覚でした。

執着しているときは、「これがないと私は幸せになれない」と思い込んでいたりしますが、実は全部を手放してみると、すでに満たされていたことに気づきます。

でも、これって実際に手放してみないとわからないことなんですよね。頭で考えたらわけわかんないと思います。整合性が取れない気がしますよね。

幸せになりたいって思ってたけど、実は今が幸せだったと気づくというのと同じ原理だと思いますね。

必要なものは既に持っているとしたら、もう自分に足す必要がないとしたら何しますか?

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