自分らしく生きる

「質の違い」だと気づくと、「私はこれでいい!」と吹っ切れる

2018年9月11日

先週末はカウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービス主催のヒーリングワークに参加していました。私の母校にあたります。

そのお手伝いをさせて頂いていると、人と関われることが楽しいです。あんなに人と関わるのが苦手だったのに(笑)

本当に人って変わるんだなとしみじみ思いますが。人がより良く変化していくのを見ることが できるのは本当に素敵な経験をさせてもらっているなと感じます。

ヒーリングワークに参加していると、本当に様々な個性が集まっているのですが、自分はこれでいい!と吹っ切れるまでに、人と比較して「私はこれでいいのか」と悩むことがあるようです。

今日は、そうした「質」の違いについて書いてみたいと思います。

人が4人でも5人でも集まると、そのグループは小社会といって、社会と自分との関わり方を表してくれるものになります。

遠慮して聞き役に回る人、楽しい話題を話してムードを作る人、「あなたはどう思う?」と人に振って話題を引き出す人、話題がなくなってシーンとすると気まずく感じてなんとか話題を絞り出す人。

あなたは自分がどんな振る舞いをすると思いますか?

グループになると、普段、社会で自分がどう振る舞っているかという自分のパターンが現れやすくなります。

何十人と人が集まると感情表現豊かな人が目立ちます。喜怒哀楽がハッキリしていて、ストレートに表現する人ですね。飲み会でもあちこち移動してたくさんの人と談笑します。

一方で、遠慮がちなタイプの人は、そういう人を見ると、賑やかで楽しそうでいいな・・・と思います。飲み会では一か所に固まったまま、あまり動くこともないですし、基本聞き役です。

いいなぁ、私もあんなふうに自分を表現できたら・・・と羨ましく感じます。

でも恥ずかしさなどが邪魔をしますし、そもそも感情のパワーがそこまで沸いてこないこともあってテンションが上がりづらい。そんな大人しい自分に凹むことがあるようです。

私などは、こちらのタイプなのでそういった気持ちは痛いほどよくわかるんですね(笑)

ところが、喜怒哀楽がはっきりしていてストレートに表現するタイプが、こちらを見ると、
別の意味で凹むことがあるようなのです。

遠慮がちなタイプはたくさんの人がいる前で、感情的になることがあまりないので冷静で大人に見えるらしいのです。

ゆったり構えていられる器の大きな人と見えるので、それに比べて自分は短気でせっかちだと凹むわけです。

お互いがお互いのタイプを羨ましいと思い、それぞれが凹むというのをたくさん見てきましたし、自分自身もまんまとワナにはまって比べて凹んでいたことがありました。

違うタイプ同士で話してみると、そこで悩むのか!そんなところを羨ましいと思っていたの?と驚きとともに、面白いものです。

でも、これは「質」の違いなんですよね。

もともと持ってる個性の違いだから直るわけではないし、それでいいんです。違うタイプがいるからこそグループになっても色んな役をやる人がいてうまく回っていくので、他のタイプになる必要はじつはないんです。

人と接することによって自分のタイプがより際立ちます。

自分と違うタイプを見て凹むのではなく、人と違うのがあなたの個性であり価値

「自分を知る」ことでその個性ある自分を、そのまま大切にすることが大事なんです。

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