先日書いた思い込みの記事について、もう少し考えてみました。
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私は選ばれない、私は必要とされていないという、強力な思い込み。
私なんかどうせ選ばれないよねとか、そういった気持ちになったことはありますか? 私なんか必要とされてないよねとか、私じゃなくてもいいんじゃない?とか、友達たくさんの中でどうせ私なんか人気ないもんね、とか ...
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仕事や恋愛などで思ったようにいかないとき「ほーら、やっぱり私は選ばれないのね」「必要とされていないのね」と確認して、「私は選ばれない人だ」「私はいつも必要とされないんだ」と思い込んでしまうという話なのですが
思い込んだら、そういう現実ばかりに注目してしまうのは先日の記事で書いた通りです。
冷静に考えると、このネガティブな思い込みは全然自分のプラスになっていないですよね。
どうせ思い込むなら、「私は選ばれる」「私は必要とされている」と思っていた方が、断然気分がいいはずなのに、なんでいつまでもネガティブな方にこだわってしまうのか?
「私だって、選ばれる、愛される、必要とされている、役に立てている!って思いたいですよ。なのに、どーしても思えないんです」と感じている人の方が多いのかな、と思います。
実際に、私もそうだったんです。
「この思い込み、まったく意味ないよな。むしろマイナスだし。なのに、なんでこんなにしつこいんだろう。どうしても取れないよ~っ」て思っていました。
メリットがないのに、こだわり続けてしまうのはなぜか?
わざわざこだわり続けるんだから、その人にとって何らかの意味があるんだと思うんですよね。人は何の意味も感じられないことはやれないと思うから。
理由については色んな角度から考えられますが
例えば、そうすることが好きだから、とか。悩むことが好き、とか。拗ねてるから、とか、可哀想な私でいたい、とか。(こういうと身も蓋もないですけどね、でも実際にはあると思います)
でも私は、こだわるところって、その人にとって大事なポイントだからじゃないのかなと感じています。
心の琴線に触れるところというか。
例えば、私は選ばれない、必要とされていないにこだわってるなら
私は選ばれる、私は必要とされていると感じられることが、とてつもなく価値があって大切なことなのかもしれません。それがあったらすごくパワーが出るのかもしれません。
心底欲しいものだからこそ、怖い。
もし、選ばれている、必要とされていると感じちゃったら、感情が揺れ動いて大変なことになっちゃいそう、みたいな。嬉しいけど、嬉しくてどうしていいかわかんなくなっちゃって、だから怖い、とか。
そう考えると、必要とされる人になることによって、誰かの役に立ちたかったのかな?何かを与えたかったんじゃないの?と思えてくるわけです。
選ばれて愛されることが心底大事なくらい、相手の人を大好きなんじゃないの?とかね。
他にも、もしこだわってることがあるのなら、それが手に入ったときに自分はどう感じるのかに注目してみると、こだわる理由が見えてくるかもしれません。
一見するとネガティブな思い込みだけれど、その根底には、自分の大切なものが眠っているかもしれません。