嫉妬から楽になるためのポイントとして、今までのシリーズではこんな話をしています。
・恵まれた私であり続ける
・恵まれた要素を受け取る
・罪悪感は手放す
・相手の心理に対する想像力をつける
・突き抜ける、圧倒的に輝く
この最後の「突き抜ける」については、嫉妬についての様々な感情を癒しクリアな状態で突き抜けていくことが大切です。
もし、「私だけいいのかな~」という後ろめたい気持ちがあったり、「私の気持ちも知らないで」という他人に対する攻撃性を持ったままでは、仮に突き抜けることができたとしても、また叩かれやすくなってしいます。
自分としても、できるだけクリアな状態にしておいた方が気持ちが楽です。
突き抜けるにあたり、ポイントになるのが自分の力を信頼すること。(権威を受け取る、と言ってもいいでしょう)
嫉妬される悩みを持っている人は、恵まれてる要素を持ちながらもなぜか自信がないことが多いんです。
自分の良さや恵まれてる要素について「うん、知ってる」と認めている部分もある。
でも一方で、どこか自信がなくて自分の力を疑っているところもあります。
本当に私はできるのだろうか、本当に私は愛されているのだろうか、私は必要とされているのだろうか……。
この自信のなさは、とても繊細で宝物のような部分。
過去の傷と関連していることも多いので、あまり感じたくないものです。
なので、隠すためにそれが他人への攻撃性として表れてくることもあります。
例えば、誰かが気に入らないとき。「この人よりも私の方ができるはずなのに!なんでよ!」みたいに感じるときは、その攻撃性の下には自分への自信の無さが眠っています。
自分への疑いを越えて
私には力がある
私は愛されるにふさわしい
私は役に立てる
私は必要とされている
私は何があっても大丈夫
これらを信じることができるかどうか。
「自分を信じる」ことが突き抜けるために必要な要素なのです。
あなたは自分が思っているよりもずっとずっと力のある人なんですよ。