「自分のすべてを受け入れてほしい」と願う心の落とし穴

いろいろうまくいかない気がしてふとしたときに思う「もういなくなりたいー」「私の全部を受け入れてほしい」「私の全部を認めてほしい」。

こんなふうな発想になるときは、自分が自分の現状を受け入れられていないときなんですよね。

自分が受け入れられないからこそ、誰かにやってほしいと思うのですが、実際受け入れてくれる誰かが現れたら、ハッピーエンドかといえばそうではないのがややこしいところ。

全部受け入れてほしいと思っているときは、自己否定やら疑いやらで心がいっぱいのとき。

すると、誰かが自分を肯定してくれて受け入れてくれると、確かにうれしいのだけど、その言葉を100%信じることができるかというとそうではないんですよね。

ほんとのほんとに?
ほんとに心から思ってる?
今は良くてもいつか心変わりしちゃうんじゃないの?
いつか私のダメなところに気づいて離れていっちゃうんじゃないの?

という疑いの気持ちがわんさか出てきちゃう。

ほんとにこんな私でよいの?と試したくなっちゃう。

受け入れる側は、そんなことないよと言い続けないといけなくなるので、いずれ疲弊してくるし、その問答には終わりがない。

するとやはり自分で自分を受け入れてあげることが、自分の中の疑いを消す一歩につながるんですよね。

自分のいいところもダメだと思うところも責めずに両方とも受け入れる。

自分が受け入れることができたら、他人から受け入れてもらえたときに素直に100%受け取ることができる。むしろ、こんなにたくさん受け入れてくれる人がいるのかとハッとします。

今まではなんだったんだ?と世界観がひっくり返ってしまうかも。

今までがんばってきた自分のこと自分がいちばん味方になってあげましょうね。


面談カウンセリング後のカフェ
服部カウンセラーと私(右)

 

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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