自分らしく生きる

芯のある女性は、「ひとりで全てを背負う」「ひとりでがんばる」ことはしない

2019年12月10日

最近お話をうかがっていると、迷子になっている人が多いなと感じます。

今の状態は良くないとわかっているのだけど、でもどうしたらいいのかわからなくなってしまっているようです。

もちろんそんなときは迷子をこじらせる前に遠慮せず相談していただきたいなと思うのですが、変化の多い時代の今こそ、自分の軸を持つ芯のあるしなやかな女性でいることが大事だなと思うのです。

先日、自分の人生の責任を自分で持つというアカウンタビリティを紹介しましたが、これは
自分のご機嫌は自分で取る、自分で自分を幸せにするということに他なりません。

まわりに振り回されずに何が自分の喜びなのかをしっかり見極め、自分を幸せにするという点においてちゃんと自立しようね、という話なのですが

誤解してほしくないのは、たったひとりでがんばることとはちがう、ということです。

「甘えるってどういうことですか?」「助けを求めるとか、自分が弱くなった感じがして嫌だわー」と思う人は、とくに誰かに助けを求めることや誰かを頼ること、一緒に進むことを意識してみるとバランスが取れてきますよ。

完全に1人で生きている人はいないですからね。

自立を基本姿勢としつつも、自分の中にある依存心をちゃんと認められることは成熟さであると思うのです。

(パートナーシップにおいては、お互いに自立と依存を行ったり来たりできるような柔軟さがあると関係がうまくいきやすいですよ)

みんなから分離してひとりぼっちでがんばる状態はいずれ行き詰まってきます。

理解者がいない、サポーターがいない、そんな状態でがんばりつづけることはとても難しい。

がんばりたい気持ちはあるけど、どうしたらいいかわからない不安感も、助けを求めてしまったら弱くなりそうな怖さも、ぜんぶぜんぶ認めて受け入れて誰かの手を取って進むこと。

苦しいときこそ、分離せずに共に進むことを選択できたら大きく道が開けていきますよ。

私も以前は、甘えるって何?頼るってなんのこと?状態でしたが、困ったときにヘルプ!をしてみたら力になろうとしてくれる人がこんなにたくさんいたのだと実感しました。

わかっていたつもりだったけど全然受け取っていなかったんだなと思いました。

すでに自分は受け入れられている。
力になろうとしてくれる人がいる。

あなたのハート♡を少しだけオープンにできたら、あいた隙間からいいものがたくさん入っていきます。

最初は怖いかもしれないけれど、勇気を出した後は、安堵に包まれ世界は温かいことに気づくはず。

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