求められないと「それやりたいです」が言えない

興味のあるお仕事などで、自分にとってチャレンジな内容のものを目の前にした時、あなたは躊躇なく「それ、やりたいです！」と言えますか？？

自分の気持ちに素直になって、ダメ元でも「興味あります」「やってみたいです」と言えたらいいのですが

・自分に自信がない
・他人にどう思われるのか不安
・自分を良く見せたい
・失敗が怖い

という心理パターンを持っていると

「ガツガツしてると思われたら恥ずかしい」「私はやってみたいけど、誰からも求められていなかったらどうしよう」などの気持ちが湧き上がってくることも。

「〇〇さんにぜひやってほしいと思ってるんです。どうかお願いできませんか？」と積極的に求めてもらえたら、「私なんて全然大したことないですよ」と謙遜しつつも、「そこまで言ってもらえるなら、やってみます」と言いやすくなりますよね。

「自分がやりたくてやった」という形よりも、「みんなに求められたから、引き受けてあげた」という体にしておきたくなることはありませんか？

その方が逃げ道がありますしね。

うまくいかなくても、「自分がやりたかったわけじゃない。求められたからやってあげたんだ」と、自分に言い訳ができるといいますか。

自分が本当に望んでいることにチャレンジして、もしうまくいかなかった時は失敗を受け入れざるを得なくなります。

「本当にやりたいことをして失敗したら、立ち直れない」というお話を聞くことも多いです。もう傷つきたくない！と思っていれば、やりたかったことだけにダメージも大きくなりますよね。

とはいえ……

現実では、社会人になってから周りが全てをお膳立てしてくれるようなことはほとんどないのではないでしょうか。面倒見の良いタイプの人がいれば別ですが……。

1～2回くらいは意向をヒアリングしてくれるかもしれませんが、その間にあなたが積極的な姿勢を見せないと、相手側も「無理強いすると悪いな」と考えてオファーして来ないことも。

今日のお話にドキッとした人、案外多いのではないでしょうか。

かくいう私も、身に覚えのあることがいろいろあります(;^ω^)

がむしゃらになるのが恥ずかしいとか、できるだけスマートにやりたいだなんて、いつから思うようになったんでしょうね。

自分の見栄やプライドを守ろうとしすぎてしまうと、求められるのを待つようになります。

ある程度は、待ちの姿勢でも棚ぼたでラッキーなチャンスが手に入ることはあります。

しかし、一定の範囲を越えると棚ぼたでは難しくなり、自分から取りに行った方が早く現実になるし、手に入るギフトも大きくなる傾向があるなと感じています。

求められている中でする方が安心安全ですが、自分のほしいもの・やりたいことは、安心安全の中にはないこともあるかもしれません。

コンフォートゾーンからはみ出るので、勇気が必要ですが……。

浄化ワークをしていると、頭の中のぐるぐるした思考が減り、自分の気持ちに素直になってぱっと動けるようになっていく人が多いです。

目の前にチャンスが来た時に、「私、これやりたいです！」と言える素直さと勇気が、道を開いていくのだろうと思うのです。

今回の話と似たものとして、人間関係において「相手から求めてもらわないと自分からは近づいていけない」というパターンについて書いた記事はこちら。