自分自身・人間関係の悩み

その場でうまく反応ができないときに必要なもの

2020年6月25日

人と接しているときにその場その場で反応ができればいいのですが、後になってから、あれ?ともやもやしてきたり、瞬発的に反応ができないことってないでしょうか。

昔のことをふと思い出したのですが、一時期、私はそこらへんの道端とか社内で知り合いにバッタリ出会ったときに「あっ、〇〇さーん」といって手を振ったり笑顔になったりという
反応をすることが全然できなかったことがあるんですよね。

あ、いる。と気づいているのに、無反応になっちゃったり、なんとか気づかれないようにその場を去りたいと思っちゃったりしていました。

今から思えば、なんでそうなふうになっちゃったのかな~なのですが、ごちゃごちゃ頭で考えすぎていたし反応することに恥ずかしさがあったみたいなんです。

でも、気づいているのにコソコソ隠れようとしちゃう自分のことが嫌で、「あぁ、、、なんで私はこんなこともできないんだろう」と自己嫌悪にハマりそうでした。

その後、今日は反応するぞ!挨拶しよう!と決めてみるものの、いざそういう場面に遭遇すると勇気が出なくて反応できないことも何回かありましたね。

相手から見たら、反応してくれた方が嬉しいに決まっているんですけどね。

そういったご相談も受けることがあるのですが、そういうときってだいたい緊張されていますよね。体がきゅっと固まっていて頭がフル回転しているから、とっさのときに体が動かないわけです。

その場で、「あっ!おはよう!」って瞬間的に反応するためには頭で考えている時間は実はないんですよね。体で覚えて体で反応するのが一番はやいのです。

そんなときはまずは緊張をほぐすことからはじめます。気心の知れた相手ならリラックスしますよね。その感覚をいつも自分の中につくれるようになると、気軽に「あっ、どーも~」ってできるんです。

対人関係において気にしすぎていることはないか、相手を見上げすぎていないか、自分を卑下しすぎていないか、「~しなければいけない」といって自分にプレッシャーをかけすぎていることはないか。これらをチェックしてほぐしていきます。

自然体のときが一番魅力的だし、とっさのときにパッと反応できるのもリラックスしているとき。すぐに反応できないからといって自分にダメ出しする必要はありません。

それよりも、自分をリラックスさせてあげられるようなモノの考え方とかを取り入れていく方がいいかもしれません。

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