ちょっとでも嫌なことがあると、そのことに気を取られてしまってずーっと頭から離れないということってありませんか?
例えば、職場で嫌なことがあった、通勤途中などで変な人に遭遇した、店員さんの態度がぶっきらぼうだった。たまたまなのか、そういう出来事があったときに、私が悪いのかな、いやいやあの人だっておかしいよね、と頭の中がぐるぐる…。
「周りに振り回されないようなブレない私になりたい!」と希望する人は多いですが、確かに、嫌なことがあっても気にせずスルーできる人っていますよね。
でも、現実的な目標としては多少グラついたとしても、まもなく元の自分に戻れるようになっていればOKじゃないのかなと思うのです。
カウンセリングの中で自分の軸を育てて信頼感を養っていくと、グラつく時間が前よりも減ってくるんですね。
ネガティブな感情を感じる時間が減るのでその分だけ楽になるわけです。
相手の人が、家族とか友人など大切な人である場合は悩みも深くなりますが、通りすがりの人などあまり自分の人生に関係がなさそうな人であっても、後に引きずってしまうことってありませんか?
きっと、スルーできる人はこう言うでしょう。「自分にとって重要な人じゃないんだから、その人のことで悩んでもその時間が無駄、悩んでもメリットが何もない」。
おぉ、確かにその通りですよね。
いや、わかってる。それはわかってるけど、でも気になっちゃうんだよ~という心の叫びが聞こえてきそうですね。
でもね、それだけこだわってしまうときは何か引っかかることがあるはずなのですよね。その時に味わった嫌~な感覚は昔も、感じたことはありませんか?
もしかしたら昔の記憶が呼び起こされるから、その時、単発で感じるもの以上に嫌な感じがしているのかもしれませんね。
であれば、昔の傷をいやしてあげるのが手っ取り早いかも。
また、変な人に出会っちゃったとき、嫌なことがあったとき、その少し前の自分はいい気分でしたか?何らかの不安や恐れなどを感じていませんでしたか?
自分の中に不安や恐れがあるときは外の世界を見ていても、ネガティブなものに反応しやすくなります。
お仕事の帰り道、綺麗な夕日に照らされていても心は反応しないので、そんな綺麗な夕日があったことに気づきませんし、むしろ喧嘩してる人たちがいたらそっちの方が気になったりします。
ネガティブなアンテナが立っているようなものなので、アンテナに反応したものを引き寄せやすくなってしまう、という事情もあるかもしれません。
なるべく、ポジティブなアンテナを立てておくことが、そういった嫌なことに遭遇しないコツでもありますね。
周りに影響を受けすぎてしまう人はちょこっと自分の中の軸が弱いかもしれません。自分で考える、自分で決める、自分で責任を負う、自分を信頼する。これらのキーワードを強化していくといいですね。
自分の軸があると、あまり振り回されなくなりますし、これは自分に必要、これは要らない、といった判断のスピードがアップするのでおすすめです。
カウンセリングもお役に立てると思いますので、よかったら活用してみてくださいね