自己実現・やりたいこと

今の仕事はやりたいことじゃない。でもこれって逃げ?

2020年6月5日

今の仕事は、やりたいことことじゃない。とはいえ、じゃあ何がやりたいの?と言われると、ぼんやりとしたイメージはあるものの、具体的にはよくわからない。

そんな状態のときに、今いる場所を辞めるのは逃げなのか、それとも妥当な方向転換なのか。

こういうときってすごく迷いますよね…。

今や、一つの会社でずーっと働くというケースは減ってきてると思うのですが、私自身も転職を経験していますしその後会社員→心理カウンセラーに転身もしています。

転職するときも、会社員を辞める時もめちゃくちゃ悩みました。(年単位でずるずるしていました)昔の私と同じように、悩んでいる方結構多いな~と感じます。

今の仕事は自分に合わないし、やる気も出ないし、毎日嫌だけど、でもそれで辞めるってどうなんだろう?と葛藤しますよね。

今の場所から学べることもあるでしょうし、かといって、嫌いなことをやり続けるのもしんどいよねと思ったりもします。

実際のところ、逃げなのか妥当な方向転換なのかはご相談を聞いてみないと何とも言えないのですが、なぜ今、苦しいのかという理由を考えてみるといいと思うのですね。

やりたくないことをやっているからというのも理由の1つですが、でもそれだけではありません。

「この仕事、気が進まないな」と思いながらも、心のどこかでは今の環境に適応できない自分をどこか責めていたりすることはないでしょうか?他の人はちゃんとやってるのに自分だけできていない気がするなどと、比べたりしていませんか。

今の場所で楽しくやれない自分がダメというように思っていると、それだけでも苦しさが倍増してしまいます。

そんなときは「こんなに合わない場所で働いているんだから苦しくて当たり前。苦手な場所で私よくやってるじゃん」こんなふうに思っておくくらいでちょうどいいのかもしれません。

また、こんなケースもあります。

好きなことに思いっきり情熱を注ぎたいと思っていると、情熱を注ぎたくても注げない現状がその人をひどく苦しめてしまうこともあります。

本気になれない、やる気がでない。でもそうなるのは当たり前なので、やる気のない私って嫌だなぁと思う必要はなく、「それくらい、私は自分の情熱をおもいっきり注ぎたい!って
思っているんだなぁ」と捉えなおしてみるとちょっと感覚が変わりませんか?

やりたいことがよくわからないときは、せめて自分を責めないこと。もう少し心に余裕を持てるようなったら、次は何をしたいかなと考えていくといいのではないでしょうか。

せっかくだから自分の心が喜ぶことをやっていきたいですね。

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