悩みごとは自分で解決しないとねと思っている人は、ぐるぐる自分の中で考えて、時には相手の気持ちを妄想し、ひとりで完結するという癖があるなーと。
パートナーや友達、家族との関係で悩んでいるのだけど、自分ひとりで悩みを抱えている状態になっていて、その人たちと話し合うということが少ない傾向があるようです。
パートナーが不機嫌だけどどうしたんだろう?と思ったら、パートナーに直接聞けばいいのですが、それをせずにひとりで耐えたり、「私、何かしたかな?」「私が悪いのかな?」と考え込んでしまうことってありませんか。
なぜだか、パートナーの手前、遠慮しちゃうんですよね。
確かに「私が悪いのかな」と思ってしまうと、なかなか聞きづらいというのはあるかもしれませんが、ご相談を聞いていると実際のところは、本人じゃなくて相手の問題(相手側の事情)であることもかなり多いんですよね。
「私が悪いのかな」と思ってしまうのは考え方の癖。罪悪感ベースの発想です。無意識の中に、私は良くない存在であるというような自己概念が隠れているかもしれません。
そういえばそんなふうに考えてるかも…と思った方は、日常の中で、自分の問題じゃないのに、必要以上に責任を背負ってしまっていることがあるかもしれません。
自分ひとりで抱え込んで悩むとネガティブな発想に陥りやすくなりますし、気分もどよーんと重たくなりがち。
でも勇気を出して「どうしたの?」「どういうこと?」と相手に聞いてみるだけで、なぁんだ!そういうことだったのか~とあっさり解決することも少なくないのかもしれません。
もうこれは考え方癖なので、ひとつひとつ気づいて修正していくしかないのですね。
私は迷惑をかける存在であるという自己イメージが無意識であると、どうしても「私が悪い?」と思いやすくなります。でもその思い込みは真実ではありません。
相手に確認をする癖をつけていくことで「私が悪いわけじゃなかった…」「相手の問題だったんだ」と気づきます。
自己イメージが少しずつでも良い方向に変わっていきますように。