つながる・コミュニケーション

パートナーシップと親密感の恐れ

2019年11月22日

今日は1122でいい夫婦の日らしいですね。

先月の東京感謝祭でお客様から「似てませんか?」と言われた壇蜜さんがご結婚されるということで。

いやぁ、素敵!
おめでとうございます。

私は結婚した当初から諸先輩方から「旦那さんと仲良くすることがテーマ」だと言われていました。

それも仲が悪いわけではなくてむしろ仲が良いのに、毎回毎回なんなのさ(・ε・)ムーと思っていたわけですが、今は同じことを言われると、はいそうですね(ちょっと聞き飽きた笑)という感じで嫌ではないので、やはり今から思えば、フン(・ε・)となるには心の抵抗があったようです。

なにかといえば「親密感への恐れ」です。

もっとラブラブに、もっと親密に、もっと心を許して1人と1人でバラバラではなく、2人一緒に歩んでいく。そういうのがどうも苦手だったんですよね。

もちろん結婚してるくらいなので、付き合った当初は、目が♡になって絶対この人がいい!と思っていたわけですが、それは誰にでもある恋愛初期のロマンス期であり長くても3年間しか続きません。

ロマンス期が落ち着いてきたら、親密になるのがなんだかとても恥ずかしくなってきたのです。パートナーとの付き合いが長くなると、みんな「恥ずかしさ」という壁にぶつかりますよね。

初期の頃は「好き」と平気で言えていたのに、時間が経つと、言わなくてもわかるよね?となるのは、その間に色んなことがありすぎて色んな感情が積み重なってきて恥ずかしいからでもあります。

とはいえ、私は結婚前から親密感という感覚が苦手だったのですが、それには、めちゃくちゃ大好きですごい大切だ!と思った人がある日突然いなくなってしまう(かもしれない)。過去、そういう経験があったことも、親密感への恐れができた1つの要因だったと思います。

それ以外にも、自分のことをいいものだと思えないとか、コントロールができなくなる恐れとか、心を許して無防備になると弱くなりそうで怖いとか、いろいろ可能性としてはあるわけですが。

そして、今。

親密感への恐れがぐっと減ったのを実感しています。

私のように、近づきたいんだけど、怖くてなかなか近づけないんだよな~と思っている人は多いと思うのですが、親密感の恐れが出てくるにも理由があるので、ある程度のレベルまではしっかり癒して心の抵抗を減らしていくといいんですね。(↑これはカウンセリングでも
やっています)

その後は、ある程度癒していけたら…ちょっと勇気を出して、肚をくくってドボーンと飛び込む!ある程度のレベルまできたら、後はやってみないと恐れはなくならないんです。

怖いな~と思いながらも怖がっている感情の中にダイブ。すると世界は開けます。

自分のためだけにやろうとすると、勇気が出ないこともあるので、あなたが親密になりたいと思う相手のために勇気を出す。

自分が親密感を恐れているように相手も近づくのが怖かったりするんですよね。

そのまま放っておくと、近づけない罪悪感やら本当はいろいろやってあげたかったけど何もできてない罪悪感、そういった罪悪感がゴロゴロ2人の間に横たわることになります。

時間をかけると、罪悪感が増えていくので、ますます勇気が必要になってくる。だから早めにやるのが吉です。

親密感への恐れを越えていくには、自分の持っている罪悪感の中に入っていく必要があります。

ちょっと怖いかもですが、それを通り越したら深い安心感と確かなつながりが感じられるようになりますよ。

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