「あなたは僕がいなくても大丈夫」と言われたら

誰よりも近い距離にいるパートナーですが、そのパートナーに対してさえも私たちは無意識のうちに遠慮や我慢をしてしまうことがあるようです。

たとえば、しばらく会えない期間があって寂しく思ったときでも、「会えなくて寂しい」と伝えずにじっとひとりで耐えていたり。

ほんとうは、彼がいないと生きていけないと思っているんだけど、そのことを彼に伝えずにいたり。

彼から見ると、かわいい彼女の本音。恥ずかしいとついつい内に秘めてしまうことがあるかもしれません。

パートナーに遠慮や我慢をしている人は一見、自由奔放そうにふるまっている人にもいらっしゃいます。

自由にやりたいことをしてハッキリとものを言うような人であれば、遠慮や我慢とは無縁のように思えるのですが、どうでもいいことは言えるけれど本当に言いたいことは言えていないというパターンは案外多いのです。

好き放題言っているように見えると、彼も、彼女が遠慮しているなんて気づかなくて、むしろ好きにやってるから、僕、いなくてもいいんじゃない?と思われてしまうこともあるようです。

パートナーは鏡なので、彼女が彼氏に遠慮や我慢をしていると、じつは、彼氏の方も、そんな彼女に対して本音が言いづらくなり、遠慮や我慢をしてしまうのです。

お互いに遠慮や我慢をしていたとしたら…親密になることが難しくなりますよね。

しかも、自分が遠慮していると、自分のことに精一杯になるので、彼氏も自分と同じように遠慮していることに気づかなくなるんですね。

もしも「あなたは僕がいなくても大丈夫でしょ」と彼氏に言われたことがあれば要注意。

彼から見ると、自分がいてもいなくても彼女に影響がないように見えている可能性が高いんですね。

彼はちょっぴり寂しい思いをしているかもしれません。

その言葉の裏にはこんな気持ちが隠されています。

・もっと僕を見てほしい(関心をもってほしい)
・もっと必要とされたい(自分はいてもいなくてもどっちでもいい存在なの?)


男性は、大好きな女性を自分が幸せにしているんだと思えることで自信をつけていきます。

ところが、自分がいなくても彼女は平気のように見える…としたら、自信はつかないでしょうしさみしくなりますよね。

「あなたは僕がいなくても大丈夫だよね」と言われて、え?そんなことないのに!と思ったのなら、自分の本音をもっともっと伝えてみるといいかもしれません。

自分のことは自分で何とかしますという自立系の女性は、自分を律する力が強く、また、状況をコントロールしたい欲もあるので、振り回されることが苦手です。

私には彼が必要だということ、彼がいてくれてうれしいこと、幸せを感じていること、彼を頼りにしていること、彼のことが大好きなこと。

こういった本音は、口にすると気持ちが揺れてしまうので言うのに抵抗がある人も多いでしょう。

でももし本音を口にしないことによって彼に誤解を与えているとしたら、彼にさみしい思いをさせているとしたら、ちょっと勇気を出して伝えるように意識していくといいかもしれません。

お互いに気持ちがあるのに誤解が生まれるのはもったいないですからね。

あなたが心から彼を求めることで彼は男性としてパワーアップします。

彼氏はいないけれど、男性に「君って男いなくても大丈夫そうだよね」と言われたことがある場合もエッセンスは一緒です。

自分ひとりで抱え込んでいることは何かありませんか?

もっと弱音をはいたりまわりを頼ったりして、自分の本音を伝えてみてもいいのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、
自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)韓国語版も出版
NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演などメディア協力多数。

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