「行動の動機」に応じた成果を受け取る

先日、何事も「どんな思いでそれをするのか」によって、受け取れる成果が変わるという話を書きました。

もう少し深堀りしてみます。

たとえば人間関係で。

「嫌われたくない」と思って相手に接しているときは、動機が恐れであり防御ですよね。相手のことよりも自分のことを考えている状態です。

そんな動機のときは、嫌われないという目的は達成できるかもしれないけれど、好かれてとびっきり仲良くなる状態になれるか?というと微妙で、幸せや喜びは感じにくくなることが多いです。

もし相手の人のことを、ただただすごいな、素敵だな、もっと知りたいなという気持ちで近づいていく場合は動機が喜びに満ちています。

そんな感じで近づいてきてくれたら相手も悪い気はしないでしょうし、結果として仲良くなったりして幸せや喜びを感じられるでしょう。

仕事をするときも、やりたい、楽しい、興味があるという動機で取り組む場合と、今の自分がダメだから仕事で成功したらすごい自分になれる気がする、という恐れをベースにした動機で取り組むのとでは、その後に得られる成果が変わってくると思うんですよね。

動機のベースに「こうなったらどうしよう」「傷つくのが嫌だ」という恐れがあるときは、がんばって取り組んでみても、結局はうまくいかないことが多いのです。

どんな動機でやろうとしているか?って、自分ではあまり意識していないのでなかなか気づかないんですよね。

だからこそ、取り組む前に注意する必要があって。

もし、自分と同じ動機を持つ人が近づいてきたらどう思うかな?と想像してみるとわかりやすいかもしれません。

もし相手の人も、自分が嫌われたくないと思っていたら?コンプレックスから成功したいと思っていたら?どんな感じがするでしょう。

共感はするかもしれませんが、自分の恐ればかり見ている人よりも相手の人のことも同じくらい見てあげられる人のほうと付き合いたいと思うのでは??

「どんな思いでそれをしようとしているのか?」という動機ひとつで喜びが感じられることもあれば恐れでいっぱいになってしまうこともある。

もちろん傷つきたくないと思うのも、恐れが出てきてしまうのも仕方のない理由があることがほとんどです。

動機を見直していくこと…恐れを手放していくこと…頭の片隅においていただけたらと思います。

ひとりでは難しい場合はもちろんサポートしますので遠慮なくご相談くださいね。あなたの幸せ、いつも応援しています。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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