今までは、遠慮したり人に合わせたり自分を抑えてきていたけど、もうだんだん自分に嘘がつけなくなってきたな～と感じるようになってきた場合。
NOを言うこと以上に、YES！と言うことのほうを考えてみるといいかもしれません。
自分に嘘がつけなくなってきたな～と思うときって、たいてい「これはやりたくない、気が進まない」のように、NOと断る系の話が多いんですね。
自分を抑えてきた人であれば当然かもしれません。
でも、そこで発想が止まってしまうと、自分が本当に欲しいものを欲しいと言えないで終わってしまう可能性があるのです。
やりたくないことをやらないことよりもやりたいことをやりたいと言ったり、心底欲しいものを欲しいと言うことの方が、何百倍も勇気がいるんですよね。
ほら、よく女性が嘘をつくときって「あなたなんか、嫌い！」って男性に言うじゃないですか？本当は、その男性のこと大好きなのにね。誰よりも愛を求めているのにね。
大好きという勇気が出ないから、大嫌いといって、気を引こうとしてしまう。もしくは恥ずかしくて、つい相手を突っぱねてしまう。そして罪悪感が積みあがっていく。
もし自分に嘘がつけなくなってきたなと思ったら、
何が嫌か、を考える以上に何が欲しいか、どんなものを望むのかに素直になれるか…表現していけるか
これが大きなポイントになりそうです。
あなたが喉から手が出るほどほしいもの、恋焦がれてずっと求めていたものは何でしょうか？
心理学では、人間は死ぬことよりも幸せになることの方が怖いと言われていますから、欲しいものに素直になることは過去にハートブレイクがあればあるほど、どうせ無理なんじゃないの？といったあきらめが出てきたり
過去に喪失感を体験していれば、のめり込んで、またあの喪失感を味わうのは嫌だと思うようにもなります。
私も思春期のころ、母を亡くしかけるという喪失体験があるので、表面意識では気付いてなくても意外とこういうものは深く影響しているのだなと思います。
たくさん怖いと思うけれど、それでもどういう本音で生きていきたいか、ですよね。