自分らしく生きる

恵まれている私は、他の人に遠慮すべきでしょうか?

2016年3月5日

「私は恵まれている方だと思うんですよね・・・」っておっしゃる方、結構多いんです。

クライアントさんが今どんなに悩んでいるかに関わらず、です。

恵まれてると自覚がある人は、なぜかそれを申し訳なさそうに話します。

そんなに頑張らなくても勉強ができた。記憶力も良かった。明るくてムードメーカーで人気者だった。容姿端麗である。運動神経が良い。

……聞きながら、「うわぁ、超羨ましい!」ってことも多いです( *´艸`)

でもみなさん、あんまり言いたくなさそうなんです。恵まれていることで傷ついたことがあったんですよね。

嫉妬されて嫌味を言われることもあったでしょうし、周りにいる苦労している人を見て、自分だけ持ってて申し訳ないなって思ったかもしれません。

たまに「みんなは私より恵まれてないから分け与えなきゃ!」と思って周りの人に尽くそうとしたり
する方もいますが、そういうのは私はあまりおススメしません。

周りの人を可哀想だと認定してるのも何か違うなって思いますし(可哀想かどうかは本人しか決めることができないと私は思うのです)

「分かち合う」のはとても素敵なことですが、それをして自分も一緒に満たされることが必要だと思うのです。

分かち合って自分がしんどくなっているのはなんか変ですよね? しんどいということは、本当はやりたくないのにやっているということ。

また、恵まれた部分を隠して「私なんか全然持っていませんよ」ってフリをするのも、結局のところ、持ってることは言わずとも滲み出ているものなのでまたそれもいやらしい(;^ω^)

恵まれていることを遠慮したくなる気持ちはすごく分かるのですが、申し訳ないなって感じて自分の恵まれた資質を隠そうとすると人生うまくいかなくなります。

私も子供の頃、ちょっと勉強ができたことを申し訳ないと思って隠そうとしたら、見事に成績が下がり、結局プライドがあるのに現実がついてこなくてかえってコンプレックスになりました(とほほ)。

こういったこと、思い当たる方は案外たくさんいるのではないでしょうか。

できたら、恵まれた資質を活かして満喫してみましょう

運動神経がいいなら、どんどん運動して楽しみましょう。容姿端麗なら、自分の好きなようにオシャレをして、もっと美しくなりましょう。要領がいいなら、興味のあることにどんどんチャレンジしてみてください。

素質は使わないと損です。
活かしてなんぼ!
あって困ることはないです。

恵まれたあなたを見て「いいわよねぇ」って嫌味を言う人ではなく、「いいね、わたしもわたしも」って目を輝かせるような人とお付き合いしてください。どうか周りの人に遠慮しないでくださいね。

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