心理学やカウンセリングに関わるようになってよかったことはたくさんあるんですが(人生が楽に、楽しくなったのは大きい)
その中でも、小手先のテクニックではなくて、根本から自分と向き合い、人生がうまくいくための考え方を身につけていくことができたのは、本当にいい財産だなと思っています。
…これは心理学云々よりもカウンセリングサービスだからこそ学べたのだと本当に感謝です!
上辺のテクニックだけで対処していると、その時は楽なんですが、新しいテーマや問題にぶつかったときに、また一から悩むことになります。
地力を上げていくのは、時間がかかるし自分と向き合わなきゃいけないけれど、そのぶん、新しいテーマや問題にぶつかったときでも対処できるような力のある自分になっていることに気づきます。
たとえば、仕事や恋愛で本当にほしいもの・やりたいことは遠ざけちゃうところがあったり、当たり障りのない会話はいいけれど、距離が遠いままで寂しい思いを抱えていたり
そんなことがあったら、小手先のテクニックよりも、なぜ自分はそうなっているのか根本を考えたり理解していくほうが近道ですし、何よりも、自分の気持ちや感情を大切に扱っていくことで解決の道が見えてくることがあります。
これはクライアントさんがよく言う言葉なんですが、私たちは人のことを気にしすぎていて、案外自分のことを知らなかったりするんですよね。
でも問題を解決していく力のある自分になるためには、自分がどういう人なのか知っておく必要があると思うんです。
なので、心についての学びは一生続くものだと私は思っています。(楽しい学びですしね)
自分もまわりの環境もどんどん変わっていく中にあって、アップデートしていかないのは変だし、何があっても対処できるような力のある自分でいるためには、地力をUPしていくことがいると思うんですね。
解決の糸口がなんとなく見えるだけでも、精神的には全然違いますからね。
お金の話でたとえるとわかりやすいと思うんですが、「今(一時的に)お金を稼いでいる」というのと「自分の身一つあればお金はいつでも稼ぐことができる(そういう力がある)」というのと、極端な話どちらがいいかと考えたらどうでしょうか??
私の好きなのは後者の発想で…今たまたまうまくいっていることにはあんまり興味がなくて、場所や環境が変わってもうまくいくような地力を持っていることのほうが大事!と思っています。
そのほうが、精神衛生上もいいですしね。
カウンセリングでは今すぐ使えるテクニック的なことをお話することもあるんですが、一番大切にしていることは根本的な地力をあげていくことなんですね。
なので、クライアントさんが自分の本当に欲しいもの・やりたいことに素直になっていったり、物事がうまくいく考え方にシフトしていくのをみると、すごくうれしいんです。
恋愛も人間関係も仕事も大切にしながら、自分らしく生きたいと願う方を心から応援したいなと思っています。