自由になりたくて実家を出た。
自由になりたくて働いてみた。
自由になりたくて好きなことを探し始めた。
私はただ漠然と、ずっと自由になりたくてやってきたけれど、ここまできてわかったことは、本当の自由は自分の心の中にあったということ。
昔は自由じゃないのは環境が整ってないからだとか、周りがあれこれ言うからだって思ってましたけどね(笑)でもそうじゃなかったんです。
もちろん、どんな仕事していて、どれだけお金があってどんな生活しているかといった環境に左右されるものなんですが、でも最終的には、その環境でさえも自分が作っていたりします。
自由になりたかったのに、一番不自由だったのは自分の心の中の制限だったんですよね。
自分の中の色んな価値観や観念、こうすべきという常識、自分の能力に対する疑い、そして人からどう思われるかという不安、それらが自由を奪っていました。
親からこうしなさいと言われても、親の言うことを聞かなければならないわけではなかったんです。誰かにがっかりされても、別に期待に応えなくてもよかったんですよね。やりたいようにやればよかったんです。
もちろん期待に応えないことで申し訳ない気持ちはたくさん出るんですが、それでもどうするかは自分で選ぶことができます。
人の期待よりも、自分の期待に応えた方が断然いいです。人には選択する自由がありますから。
でもいざ自由だって理解できると、どうしたらいいのかわからなくなって案外戸惑うものです。色々理由をつけて自分を自由にさせていなかったのは他ならぬ自分自身だったんですね。
そんなときは、頑張らないことを頑張ってみたり、今までダメって言われてきたことを敢えてやってみたり、自分の中のちょっとしたタブーに挑戦すると幅が広がって面白いですよ。
私も小さいところで、ちょこちょことタブーに挑んでいます(笑)