日常に役立つ心理学

甘いもの・スマホなど、癖になるものは逃避行動?

2019年4月16日

甘いものが大好きな私ですが、取りすぎは良くないと思い最近控えめにしています。(果たしていつまで持つか笑)


頂いた干菓子。こういうの大好き。
可愛くてときめきます。少しずつつまむには最高。

私にとっては甘いもの、珈琲、スマホは癖になると続けてやってしまうけど、一旦やめてみるとなくても案外平気というそんな存在になっています。

みなさんにとってもそういう癖になるものありませんか?

ついついスマホを見過ぎてしまう、ネットサーフィンやYoutube見るのが止まらないという方もいらっしゃるようですが

そういう癖になるもの(中毒性のあるもの)にハマるときは、何か見たくないことがあったり、やりたくないことがあったりするときが多いのかもしれません。

意味がないのになんとなくやっちゃうときは、スマホを見てたらただ時間が経つだけではなく、その間に感じるはずの自分の感情を見ずに済むという効果があるように思います。

中毒性のあるものは、やめるときが一番大変なんですが、やめる癖がいったんつくと案外なくても平気になります。

甘いものをやめると自分の体の変化に気づくこともあるかもしれませんし、スマホをやめてみたら、ふと現実にかえって不安な気持ちや焦り、寂しさなど、そんな感情に気づくことがあるかもしれません。

同居している家族の表情の変化に気づくことがあるかもしれないし、床にホコリが落ちていることに気づくかもしれません。

甘いものが今食べたい
体が欲している
スマホで調べたいことがある
見たいブログがある
リラックスしたい

そんなふうに目的がはっきりしているときは全然構いませんが、なんとなくでやってしまうときは、自分の中にある揺れる感情に静かに向き合ってみることがおすすめです。

きっと色んなことに気づくと思いますし、逃避行動をしていたことで見えていなかった何かがわかると思います。

ただ、そう簡単にやめられないときもありますよね。何かしていないと落ち着かないとか、心の空白を埋めたくなるときもあります。寂しいときや不安なときは特にそうかもしれません。

そんなときは、「私、自分の感情をみるのが怖いんだなぁ」と気づいてみるだけでも気持ちが落ち着くはず。

本当は寂しいこと本当は不安でいっぱいなこと、ただただ怖いこと、そんな自分の気持ちに気付くだけで不思議と安心するんですよね。

誰よりも自分のことをわかってほしいと思っているのは、他ならぬ自分自身なのかもしれません。

私も、落ち込んだときやなんとなく調子が悪いときは、ジタバタしたい気持ちになって誰かにメールして気を紛らわせたり、一刻も早くこのネガティブな感情から逃げたいと思うときもあります。

でもそういうときに、ちょっと待てよと逃避行動をせずに、ひたすらじーっとしていると、案外ネガティブな感情があっても大丈夫になってきたり、今後のヒントがふとインスピレーションとしてやってくることがあります。

インスピレーションとか、いいことが降ってくるときは、きまって心に空白(隙間)があるときなんですよねぇ。

隙間を埋めようとする逃避行動とは真逆ですよね。

もし自分ひとりで、自分の感情を見るのは怖いという場合は、どうぞカウンセラーを使ってみてくださいね。

-日常に役立つ心理学
-,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.