日常に役立つ心理学

完璧主義という名の弊害

2019年5月30日

最近いろいろお話を聞いていると、こうしなきゃいけないというような発想が自分を苦しめていたり、行動に起こせない要因になっていたりすることがあるような気がしています。

完璧主義というか、白黒思考というかそんな感じです。

渡る前に石橋を叩くタイプの人はそういう傾向が強いかもしれませんね。

たとえば、好きなことを仕事にしてみようと思ったときに、美容やアート、アロマ、カラーセラピーなどを学んでみるものの「お金にならなければいけない」みたいな感覚が強いと

勉強することはできても、それを自分なりのカタチにして表現していくことに躊躇してしまいます。

もっと慎重になると、勉強するからには身にならないといけない(仕事にしないといけない)みたいな感覚にもなるかなと。

結婚にしても、運命の人かそうじゃないかみたいな二択でとらえてしまうと、関係性を一緒に育てていくという発想ができなくなってしまいますし

もし運命の人じゃなかったら、そこに労力をかけたくないみたいな発想にもなりますよね。

この人だと決めたら一生離婚しちゃいけないし、世界一信頼しないといけないしとか考え出すと、責任重大になりすぎて怖くて一歩踏み出すことができなくなるかな~という気がします。

完璧主義になりやすい人って失敗が怖くて慎重で真面目な人が多いのかなと思います。

未知の世界に足を踏みだすときって、どうなるかわからないからたしかに怖いものですよね。

だからこそあんなに怖い怖いと抵抗していたクライアントさんが「なんか、ふと、本当に
まぁいっかな、って思ったんですよね」と言いながら

軽やかに一歩を踏み出したときには、それはもう感動します。あぁぁぁ、よかったねぇ~~
って思います。ほんとに。

あなたがどうか自分の希望をたくさん叶えていけますように。

軽やかな一歩を踏み出せますように。

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