日常に役立つ心理学

水面下で起きている変化は目に見えない

2016年10月5日

何ヶ月か前に頂いた観葉植物の葉っぱが家に来てからどんどん枯れ始め、ひぃ~どうしよう~(>_<)と焦っている間も、進行は止まらず。。

しかし、ほとんどの葉っぱがなくなったあるとき、枯れの進行がぴたりと止まりました。

あれ??もう終わったのかな・・・と思って、鉢を見たら・・・

なんと!!
美しい緑の新芽が出て来ているではありませんか!!

上の葉っぱが枯れているときもずっと土の中で準備していたのかなぁ。。

なんか、ありがとう。と思いました。
ちょっと感動です~。

水面下で変化が起きているときって、表面的に起こっている出来事だけ見ていると気づかないですよね。

目の前に起きていることだけで判断していたら、いつも一喜一憂して振り回されてしまう。

状況に振り回されているときは「私はどうしたいのか」の部分がちょっと弱かったり、または「決めてない」ことが多いです。

種まきをしてから現実に目に見える変化が起きるまでには多少のタイムラグがあります。

後になって振り返ったときに、やっぱり自分がやってきたことは実は無駄ではなかったんだと気づくんですよね。

それまでは確証が持てないから時には自信を失ったりもするのだけど、信頼して、やるべきことをやり続けることで展開していきますよね。

心の変化というのも目には見えません。

あるとき、劇的に気づいてハイスピードで変化していく人もいますが、多くの人は、変化していることにすらあまり気づかなくて

あるとき、以前を振り返ってみると「あれ?そういえば楽になってる!」とか、「悩んでる内容が変わってる!」という事実に気づくものです。

カウンセラー側からみるとクライアントさんの変化はよく見えるのですが、ご本人はわかっていないということがよくありますよね。

今までは、周りにいる嫌な人のことで頭を抱えていたのに、カウンセリングを使って癒しが進んだら周りの人のことが気にならなくなっていた。

今は、自分の人生をこれからどう生きていこうかということが悩みになっているというケースもあります。

悩みの質や方向性が変わった事例ですが、同じ悩みでも前向きな悩みですよね。

悩みがシフトしていくタイミングでは一時的に虚しくなったり、どうしていいかわからなくなることがありますがそれも必要な変化です。

どうして生きていけばいいのかわからない、ということは、どうとでもデザインできるということ。可能性に溢れている証拠でもあります。

自分が今、どこにいるのか、何を思っているのかわからなくなったときはどうぞウンセリングを使ってみてください。

話すことで気持ちが整理されて思考がクリアになりますよ。

どんなときも、変化が感じられないときも、種を蒔いたのなら水面下では何か起きています。それを信頼して進んでいきましょう。

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