自己実現・やりたいこと

深刻にならず予想ナナメ上からの発想でワープする

2019年2月20日

最近、「比較」「競争」のお話がカウンセリングのテーマとして出てくることが多いなって思ったんですね。

仕事でうまくいっている人を見て「なんであんなに簡単にいくんだろう、それに比べて私は・・・」と感じたり

子どもがいても仕事している人がいっぱいいるのに、どうして自分は仕事するだけでしんどいんだろう、とか

何かを普通だと捉えると、そこからはみ出るだけで自己否定につながることもあるし、無意識のうちに、優劣を競って劣等感を感じて苦しくなることもある。

比較・競争ってワナがいっぱいです。「私は特別すごい」というのも「私は特別ダメだ」というのも、どちらも特別意識という名の競争であり、コインの裏表であるだけで、本質は一緒なんです。

なのでどうにかその世界のなかから抜け出さないことには同じ悩みを抱えることになってしまう。

人と比べても意味がない・・・と、頭ではわかっていても、感情がいうことを聞かない、どうしても比べてしまう、ということも多いですよね。

そんなときは、いったんその話題から離れてみるのも手かもしれません。

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私が今までで、見え方や考え方が変わったなと感じたときって、誰かと話したときなんですよね。

自分が競争して誰かと比べてて凹んでいるときに、それをある人に話してみたらまったく別の角度から答えが返ってきて「えーー??そんなふうに考えるの?」って驚いたことがあります。

その人と私の世界観がそもそも根本から違ってたりするんです。その人の発想なら、比較とか競争とかで悩むことってないよな~って感じると、面白いんですよね。

ちなみに、旦那さんにも相談することは多いんですが、誰かと比べてどうとかっていう話をすると、たいてい「ひまなんですか?ちゃんと仕事してください。」って言われる笑

でもそうやって聞くと、「そうか、ひまな悩みなのか」と我に返れることもあったりして。

これはちょっと極端な例ですけど、でも、他の人と話すことで見え方や考え方の幅が一気にぐわっと広がることってあるよな~って思うんです。

で、その見方いいねと思って、また色々話していくと、気づけばその人の考え方やら発想をコピーし始めるんですよね。

すると、努力したつもりじゃなくても案外ラクに考え方とか見え方って変わっていくものなんです。

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どうしても比較・競争のワナの中から抜け出せない、そんなときは、深刻にならずに、いったんおいておいて自分以外の発想を取り込んでみると予想ナナメ上のものを見つけられるかも。

すると案外かんたんに、そのワナの中から抜けだせることもあるかもです。

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