たとえば、クヨクヨ悩んで考えてしまう自分がいやだなぁ、つまらない自分がいやだなぁと思って、そんな自分を変えたい!と思ったとします。
自分を変えるべくあれこれやり始めます。
魅力のある自分になろう、友達いっぱいの自分になろう、悩むより行動できる自分になろう。そんなことを考えて頑張り始めます。
でも、、思ったよりもうまくいかない。結構頑張ったつもりだけどなんで? まだ頑張りが足りないのかな、もっとやってみよう~という感じに、一生懸命変わろうとしてみたものの思うようにいかないことが出てきます。
これ、多くの人がつまづきやすいポイントかなと思います。私も見事にひっかかりましたもんね。
後になってからわかったのは、今の自分を否定したままでは変われないのだということ。
だってどんなときも自分を肯定してほしいというのが私たちの心にある願いだから。
今の自分が心底嫌だと思っても変わることはできますが、それは、今の自分を受け入れたからです。
ここが理解しずらいところなのだと思いますが、変化の起点はいつも今の自分を受け入れることから、なのですね。
今の自分を見ずに否定したまま、批判的な目を向けたままのときは、自分を受け入れていないわけです。するとなぜか変われないんですよねぇ。。
今の自分を受け入れたとしても、だからそのままでいいよってことではなく、そのままでいなさいよってことでもなく
ニュアンスとしてそこに深い意味はなくて、ただ受け入れた、マル、終わり。さ、次!という感じです。
自分を受け入れる話ってとても大事で、あらゆることの土台になるのですが、腑に落ちて理解している人はまだ少ないように感じます。
だからこそ個人カウンセリングでは一緒にやっていくわけですね。
なりたい姿があって、今後ビジョンを描いていくとしても、今の話を理解しておかないと、先に進めなくなってくることが多いです。
土台がないとその先に描いたビジョンはたんなる夢になってしまうので、このお話はぜひぜひ腑に落ちるまで理解を深めていただけたらと思います。