できないことを認めるとできることがわかるようになる。そんなお話を今日は書いてみます。
例えば子供の頃に、病気や不仲、離婚などの家族の問題があって、子供心になんとかしたいと思いつつどうにもならなかった経験があると、自分にできることがあまりない気がして無価値感を持つことがあります。
ただしそういった出来事がなくても、末っ子でなんとなく自分が一番できないポジション(本来は可愛がられるポジションなのですが)にいると、無価値感を持ってしまうというケースもあります。
大人になって、周りと比べてなんだか苦手なことばかりで、できないことが多い気がすると思うと、ますます自分を責めてしまいがちです。
そしてできない自分を責めて、なんとかできることを見つけようと頑張ります。ところが、いつまでたってもうまくいかないことがあるんですよ。
「自分を認める、受け入れる」ってよくわからないんです、と言われることがありますが
できない自分を責めている間は、できない自分を受け入れていることにはならないんですね。
自分のできることを知るためには、できないことを認めて受け入れていくとよいのです。
中途半端にできないことを認めずにぼやかしていると、何ができるのかもわからなくなってしまいます。
とはいえ、「できない」「苦手」なことのある自分を受け入れられないという人、「できる」自分にこだわりたくなる人は、できないことが自分の価値が下がるとどこかで怖れているはずなんですね。
なぜ、できない自分と自己価値がリンクしてしまったのか、そこにどんな怖れが隠れているのか、それらの誤解を解いて癒していくといいですよ。
よかったらお手伝いしますのでご相談くださいね。
できない私ではなく、できないこともあるけど、私にはできることもいっぱいある。これが私、と胸を張っていきましょう。