カウンセリングを利用される方は概して頑張り屋さんが多いです。
頑張って頑張ってくたくたになったときにカウンセリングを利用すると、カウンセラーは「もう頑張らなくていいんですよ」と言ったりします。
でも頑張らないとダメなんです!堕落します!と思う方も多いでしょう。
果たして頑張ることは悪いことなのでしょうか?
私は頑張るってとてもいいことだと思いますし、頑張ることが必要な時期というのもあると思っています。
何かを一生懸命にやることで成果が得られたり成長することも多いですよね。
一般的には依存の時期は頑張った方がいいでしょうし、自立の時期は1人で頑張ることを手放していくことが求められるでしょう。
頑張り過ぎてしんどくなってしまったり、身動きがとれなくなってくるときは今までの頑張り方を変えていく必要があります。
スパルタ的に活動をしているなら、一旦辞めて休む、という方法もありますし、頑張るのは頑張るのだけど、今までのように本音を封印して義務感で行動していたパターンをやめてみて、本音を探すことを頑張るというようにやり方を変えていきます。
働くのは当然だ、役に立たないと価値がない、家事はやって当たり前、結婚することが幸せだなど、世間の価値観や一般常識に囚われて
するべきだからそれをする、と考えていると、自分の本音と違ったときに葛藤が起こります。
しんどくなってきたということは、本音と違う行動を選択したということであり今までの頑張り方に無理が生じたということ。
であれば、頑張らないか、頑張り方を変えていく必要がありますよね。
今までの頑張り方の何が問題だったのか、一緒に探していきましょう。