仕事がうまくいっていてうらやましい!とか、パートナーがいてうらやましいとか、運が良さそうでうらやましいとか、そう思うときってありますよね。
自分のテンションが下がっているときには、うらやましさが倍増して「どうして私はうまくいかないんだろう?」と考えだし、人と比べてもしょうがないとわかっているのに、気になっちゃうことも。
でも、よくよく考えてみると、その「うらやましい」要素そのものが、実は欲しいわけではないということがありませんか?
うまくいっている感じがうらやましいだけであって、例えばその仕事自体は自分がやりたいわけではないとか、本当はパートナーが欲しいわけではないとか。
いいなぁという思いが本当に自分が望んでいることではなくて、「人から認められること」や「世間体を意識して安心するため」にすり替わっていることがあるんです。
これ、私も時々やってしまうんですよね~。うらやましい!って思うけど、実際にはやりたいわけじゃないこと、結構あります(笑)
これがなければダメ、みたいに事象にこだわっているときは、たいていピントがずれてるんです。
本当は、好きなことをして楽しくしていたいだけなのに、人から認められることに目的がすり替わっていたり。
本当はやりたいと思っていないのに、それがやれる人がすごいんだ、だからやれるようにならないとと思い違いをしたり。
誰かをいいなあ、うらやましいなと思って落ち込んだときには、自分がうらやましいと思う要素は一体なんなのか?自分が本当に望んでいるものは何なのか?……深堀りしてみるといいかもしれません。
不安が強いと、目先のことにこだわりたくなりますからね。
パートナーさえ手に入れば、人から認められさえすれば、仕事さえうまくいけば・・・
そういった条件的なものは、それが手に入っても満たされることはないのです。本当に欲しいものは違うものだから。
不安になったときにこそ、自分の本当の望みを知り、受け入れる強さが欲しいですね。