立場や役職、地位などはひとつの記号であって、その人の一部を表しているものに過ぎない。と私は思っているんですが
なので立場が上であることと人間性が優れていることはまた別の話で、先生だからといって全てが優れているわけではなく
先生という分野では得意なことも、その他の分野では不得意なこともある。そんなふうに人は凸凹なのが普通。
こういったことを理解して、その人の外付けの肩書などに囚われずに、自分の感覚で見て選んでいる人も多いですよね。
自分が得意なことで相手が不得意なことがあればカバーしてあげればいいし、自分が苦手なことで相手が得意なことがあれば教えてもらえばいい。
そうやって補完し合ってうまく関係していけばいい。
私もそう思って実践して、そう理解していたはずなのに、まだ、自分の中に「比べる」感覚が残っていたことがわかりました(笑)
肩書とかではなく自分の感覚がこれはという「すごい人だー!」と思うと見上げすぎるところがあったかも。
誰かをすごい人にして自分はその下のポジションに入ってしまうことと、誰かを下にみて自分は上だと思うこと。じつはどちらも仕組みは同じ。
そんなふうに、偏ってしまうことってありませんか?
人と比べているときは、相手の良い部分と自分のダメな部分を見ているので、自分の全体像も、相手の全体像もきっとよく見えていないんだろうなぁと。
自分のことも相手のこともよく見えて、ここは凸でここは凹だとフラットに見えるようになると、人との関係性はお互いが置かれたポジションに関係なくもっと自由になるだろうと思います。
フラットな関係性は自分の心の自由から、ですね。