今日はこんな人に向けたお話です。
・職場でも私生活でも自由に振る舞う人たちになんとなく振り回されてしまう。
・もともと頑張り屋さんだけど一生懸命やっているわりには報われてないように思う。
・正義感や責任感が強い。
・ちょっと自分は変わってるみたい。職場でも私生活でも、ぴったりハマる場所になかなか出会えない。
こうした方とお話をしていると、人間関係の考え方に一つの特徴があることが多いのです。
「平等に接しなければならない」という意識があるんです。そのため、関わる人みんなに対して平等・公平であろうとする。
それ自体は素敵なことなんですけどね。でも、「～しなければならない」という意識でやると、自分の気持ちを押し殺してしまうこともあるのです。
例えば、ウマの合わない人にもなんとかわかってもらおうと説得したりエネルギーを注いだり、頼まれた仕事は自分を犠牲にしてでもがんばってやってしまったり。
ほんとにこれ、やる必要あるのかなぁと心が疑問に思うようなことも「でもそうするべきだから」とすべてを網羅しようとすると、エネルギーがいくらあっても足りなくなってしまいます。
自分を犠牲にしてやっていると、かけた労力のわりに報われないということが起きやすくなるのですね。
そこで好きな人やモノ、仕事に、より多くのエネルギーを注ごうという提案です。嫌いな人やモノにはぶっきらぼうに接しましょうとかそういう意味ではないですよ。
以前は、私も目の前にあるものには等しくエネルギーを注がねばと思っていました。でも、そうすると結局中途半端で、どっちつかずになっちゃうんですよね。
そこでエネルギーの注ぎ方を変えてみたらとても楽しくなりました。相手からは感謝され、いい循環が生まれることがわかったんです。
責任感や正義感が強い人はとくに平等にしなければという意識が強いです。
クライアントさんに「１日の中で、何にどれくらいのエネルギーを使ってますか？」と質問して、エネルギーの注ぎ先を見える化してみると、100％をオーバーしているケースがたくさんあるのです。それではクタクタに疲れてしまいますよね。
もし、窮屈さや報われない感があるのなら自分のエネルギーを何に使っていくのか、考えてみるといいかもしれません。
あなたの大切な時間もエネルギーも有限です。できるだけ好きな人・モノ・仕事に集中投下しましょうね。