「問題は特にないんですけど・・・」
こんなふうに話し始める人がいます。
問題はこれといってなく、仕事も普通にして、周りの人もいい人たちで・・・なのに、スッキリしない、もやもや。
こういった感じは私自身がたどってきた道なので悶々としたその感覚はよくわかります。
問題がないから幸せというわけではなくて、問題はないということと喜びに生きていること、この2つの間には大きな隔たりがあると思うんです。
問題は特にないんだけど・・・と思ったら、じゃあ、「自分は喜びに生きているのか?」と問いかけてみると、どんな感じがするでしょうか?
喜びに生きるためには自分の情熱を解放していくプロセスが不可欠です。
カウンセリングをしていると、隠れ情熱の女・隠れ情熱の男だなと思う方がいます。ご本人は気づいていないことも多いんですけどね。
過去にはその人らしくやっていた瞬間があっても、何らかの理由で自分の情熱を封印して閉じ込めてしまった方が少なくありません。
やりたいことがないとか空っぽな感じがあったり、何かやりたいけどどうしていいかわからなかったり。そういった方は、自分の情熱を掘り起こして表に出していくことがテーマとなることがあります。
私自身も長らく自分の情熱は奥に引っ込んでいて、情熱につながることがとても難しく感じていた時期が長かったです。
なので、隠れ情熱の女・男を嗅ぎ分けるセンサーは鋭いのです(笑)
自分の情熱を見失い、喜びに生きることができていないときのもどかしさや苦しさも、自分の情熱につながれた喜びも、「私」を感じることのできる喜びも、そして情熱を形にして力を尽くす喜びも……
両方を味わったからこそ、喜びに生きるってとても素敵なことだよ!と伝えたいです。
あなたの情熱センサーはどんなことに反応しますか?