自分らしく生きる

自分軸を確立していくときの注意点

2018年12月20日

今月の自分軸WSで「みんなあっての自分である」ので、「まわりの人との調和を大切にすること」というお話をさせてもらいました。

これについて質問をいただきました。ブログでもシェアしておいた方がいいなと思ったので書きますね。

自分軸というワードに興味を持つときって、自分がふわふわしているように感じたり、まわりの人に振り回されたり自己主張や自己表現をできていない感覚を持っていることが多いと思うんですね。

そんなときに、まわりの人との調和を大切にと聞くと、「え!これ以上我慢するの? 今でも気を使って疲れているのにまだやるの」みたいな感覚になりませんか?

自分軸をしっかりつくろうとするときには、自分が何を感じているのかを知り自分を大切にしていきます。

でね、結局はバランスなので、自分を抑えているときには自己肯定感をアップし自分を表現していくことをがんばるといいと思うんです。

ある程度それができるようになってきたら、今度はまわりとの調和をみていく。自分を大切にしたように相手のことも大切にしていく。

というのも、自分軸の使い方を間違えると、私が、私が、と自我が強く出すぎてしまう恐れがあるからです。

犠牲しがちなパターンのある人は、人との境界線が曖昧なので、私は私、あなたはあなた、と一線を引くことをやりましょうね、となります。

ただしこの境界線の目的は、相手を切り捨てることではなく、自分も相手も尊重するための線です。相手の問題は相手が解決できると信頼するための線です。

自分軸のそもそもの目的も同じで、自分も相手も尊重するため

いっぱい人に振り回されて我慢してつらくて、もう自分の人生を生きよう!と思って頑張って自分軸をしっかりしようとやってきたのに

自分のことばかりを考え続けていると、気づけばまわりに人がいなくなっていた・・・なんてことになると悲しいじゃないですか。

自分軸を正しく理解して確立していけば、一時的なプロセスのときは除いて、まわりに人がいなくなることってないと思うんです。

自分軸をしっかりつくろうと思った、あなたのそもそもの思いとは、自分を大切にして十分に自分を表現して、それで、まわりの人とつながることではありませんでしたか?

その思いを忘れないでいたらきっと大丈夫だと思いますよ。

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