「自分の機嫌は自分で取る」というメッセージが降りてきたので、今日はこのことについて書いてみます。
駅などで何かに怒っている人を見かけたら自分もイライラしてきたとか、彼が仕事が大変らしく不満をタラタラ言っていて、その様子を見ていたら自分も腹が立ってきたなど、誰かの感情が自分にもうつることってよくあるんじゃないかなと思います。
心理学を学ぶ前の私はこの現象は当たり前だと思っていました。
「だって、あの人が怒るから私も怒れてくるのは仕方ないよね~」くらいにしか思ってなかったんですよね。
でも、実は近くに不機嫌な人がいても、その感情がうつっちゃう人とうつらない人がいるんです。この違いは「選択」でできるもので意識の違いなんですね。
私の機嫌は誰かによって左右されると思っていると、実際にそうなります。自分に選択権がないからです。
自分の機嫌が良くなるためには、周りの環境がものすごく整わないと叶わないことになりますよね。
でも私の機嫌は私が取るんだと思っていると、周りの人がどんな気分でいても自分のご機嫌を維持することができるようになります。
こうなると周りの人に振り回されなくなりますし、何よりパートナーシップもその他の人間関係もうまくいきます。
他人の機嫌を取らなくちゃいけないと思っている人は、このワナにはまりやすいので要注意。
職場の誰かがブスッとしていても、それは誰のせいでもないしあなたが焦って改善してあげる必要もないんです。
他人の機嫌の責任が自分にあると思ってしまう人は、一生懸命機嫌を取らないといけないような気になり、どうやっていいのかわからなくて焦るあまりに、その相手に対して怒りが沸いてきてしまうことがあります。でもそれあなたの仕事じゃないですからね。
自分に責任があるとしたら自分の機嫌をとることだけ。
ぜひ意識してみてくださいね。