人前で何か発表をする。
職場で先輩や同僚と話をする。
人と話すシーンは色々あると思いますが、ちょっぴり緊張しちゃうという人いると思います。
でもきっと、緊張しない相手もいますよね?リラックスして何も考えずに接することのできる人もいる。
何が違うんでしょうか?
緊張すると体がきゅっとかたくなります。喉が締まって声が出しにくくなり、本来の力が発揮されにくくなります。
色んな人を見ていて思うに、緊張しちゃってうまく対応できないと悩んでいるとき、ほとんどのケースで自分を監視しています。
もう一人の自分が横にいて、自分の挙動を見てはチェックしているんです。これがまた手厳しい監視員なんですよ。
「あんた、ちゃんとできてるの? 今、笑えてなかったぞ。声が小さい。もっと口角あげてにっこりしないと」などといっては愛想笑いしようとした自分をチェックしたり
「ちょっと、沈黙になっちゃったわよ。何か話題考えてよ。また話が面白くない子だって思われるじゃない!」などなど自分がスムーズに会話できてるかを厳しくチェック。
どうですか、これ。
友達にいたら、嫌ですよね?
でも自分に対しては平気でやっちゃうものなんですよね。自分に対する理想が高かったり完璧主義だったりすると、この監視員はめっちゃ厳しい人になります。
人は、本来リラックスできている時が一番自分らしくて、一番自分の力が発揮できるんです。
なのに監視員は「100点以外は認めません」というお母さんのように自分自身を追いつめていくんです。
監視員を出動させると、間違いなく自分のパフォーマンスは落ちます。なので、うまくできなくて当たり前なのです。
あとはこれに気づけるかどうか?
あなたは監視員を出動させていませんか?