自分らしく生きる

そのままの私でいいんだと腑に落ちてきた話。その3

2015年10月14日

前回の記事では、今を肯定することがそのままの私でいていいと思えるようになる出発点だと書きました。

では、今を肯定したとして、自分らしさって何なの?という疑問が出てくるかと思います。

確かに、自分の特徴、性質って考えてもわからないことが多いです。比較対象があるとわかることが多いので人から教えてもらうというのもありです。

自分でできることがあるとすれば、頭を使うことではなく、自分が心地いいと思える感覚を探すことです。何をしていて、どのように振る舞っているときが、一番心地いいのか。

心地いい感覚を探すときに邪魔になるのが、役割意識などの心の制限です。仕事をしていると役割意識にハマることも多いですが、「~しなければならない」という義務感で動いていると疲れますし心地よい感覚からはほど遠くなってしまいます。

私も、カウンセラーとしてデビューしたての頃は、ちゃんとしなくちゃ、ポジティブでいないと、みたいな感覚が強かったように思います。極端にいえば、人間的な感覚を排除しなければと感じていたのかもしれません。心地よい感覚を探すというよりも、とにかくしっかりしなきゃと思っていましたね。

でもカウンセラーといえど人間です。みんなと同じように、喜んで、怒って、悲しんで、時に悩みを抱えながら、色んな感情を持っています。それでもカウンセラーという仕事への想いは変わらず持っていていいんだと。

最近は、自分を心地良い状態にもっていったり、楽しむ、という視点が出てきたことで、より自分らしくいられるようになってきたかなと思います。

自分の良い面だけしか認めない、というのは極端ですもんね。自分らしさがわからないと言う人は、完璧主義な人が多いように思います。白しかない世界、ポジティブだけの世界というのは無理があります。

白も黒もあって、グレーだらけで、それでもいい。それでも自分はそのままで素晴らしい。

全てを完璧にしなくても自分が心地よいと思える状態をたくさん作っていくことが一番大切なんじゃないかなと。

今はそう思っています。

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