昨日UPしました、病院で怒りの心理学について講演した話、結構反響がありました。
-
-
病院で心理学の講演してきました。なんて貴重な経験。
ある病院で医療スタッフ向けに、怒りの心理学についてお話させていただく機会がありまました。 医療現場って特殊な場所なので、スタッフ同士や、対患者様との関係などきっと色々なことがあるのだと思うんですね。 ...
続きを見る
実際講演をしてみたら、心理学って医療現場でも、もしかしたら他の業界でも、もっと役に立つんじゃないかと感じて嬉しかったです。
心理学を必要としてくれるところに、業界の垣根を超えて広まっていったらみんながハッピーになれるかもしれませんね。なんだか希望が広がります。
今日は、そんなビジョンのお話です。
じつは私、ビジョンを思い描くのってずっと苦手意識があったんです。
講座などでビジョンを描くというテーマがあると、そうかぁ・・・と心なしかテンションダウン(笑)
「こんなふうになったらいいな」と望もうとすると、同時に「そんなふうに簡単にいかないよ」という否定と期待を打ち消すような心の声が聞こえるし
もし、「こうなるぞ!」と願望にコミットしてしまったら、本当に実現しちゃうかもしれない。
でもそれは怖いから、コミットせずにファンタジーのままにしておこう、など、謎な抵抗が出てきたりしていました。
ところが!
今現在、いまだかつてないほど、スムーズに来年のビジョンを描くことができたんです。
よく使ってるノートに「神様へのオーダー」と称して、仕事やプライベート含めて2018年こうなる、という話を書いてみました。
そうしたら、いつもは出てくる抵抗感が全然出て来なくて、むしろワクワク、ウキウキした感覚にしかならなかったんです。
うわ~こんなふうになったら最高だな、あの人の喜ぶ顔が目に浮かぶな~、みたいな感じで。
もし描いたビジョンが叶ったらすごく嬉しいけど、仮にそれが叶わなかったとしても、それはそれでOKという感覚で、執着があんまりない。
こういう抵抗感がない純粋な望みの時は、すんなり叶うことが多いんですよね・・・。
でね、
ビジョンを描くことが苦手な人で、よくあるのはビジョンをファンタジーにしてしまうこと。
本人にとっては、現実味を伴っていない理想像みたいなイメージで、だからこそ思い描けるんですが、それは現実を見たくないからでもあります。
例えば、良い人とめぐり会う!と描いたとしても、心の中で現実感が伴っていないと、「嬉しいな、ワクワク」としても、ファンタジーになってしまいます。
ファンタジーにならないためには、地に足をつけて(グラウンディング)、コミットメントを伴うと良いです。
「そのビジョンが実現するために、まず何をしますか?」という質問を自分に投げかけてみると、そのビジョンがファンタジーなのか、本当のビジョンなのかわかります。
現実的な一歩を考えたくないと思ったり、その質問をしたらテンションが下がる場合はファンタジーの可能性が高いです。
本当はやりたくない。または、できるわけがないと決めてしまっています。
まずは、今年あった良かったこと、恵まれていたことを書き出して、その上で2018年のビジョンを描いてみる。
そうすると、そのとき感じた感覚によって自分の現在地がきっとわかると思います。
<2018年のビジョン、書き方のポイント>
1、まず2017年の良かったことを書き出す
2、本当によかったな~としみじみ味わう
3、2018年のビジョンを書き出す
4、その際、語尾は「恋人ができました」「楽しくデートをしています」など、過去形か現在形にする。叶った体で書くこと。
5、情景を具体的に書く。周りのみんなはどんな反応をしているか?私はどんな感情を感じているかも書く
6、嬉しいな~としっかり味わう
もう今日から12月なので、良かったら「神様へのオーダー」(ビジョン)書いてみてくださいね。書くことで意識に定着しますよ。