自己実現・やりたいこと

みんな自分の力を発揮できる場所がある

2017年9月6日

なぜか嫉妬されるシリーズでは、「あなたに相応しい、あるべきポジション」があるよ、ということを書いているんですが

私は社会人になって働き始めてからそのことを強く感じるようになりました。

私は最初、あるメーカーの財務部に入社しました。企業だと、部署に配属されてそれぞれ決められた役割に従って仕事をして行きます。

Aさんは、事務作業が苦手なのに毎日会議資料を作ったりチケットの手配などをしていましたし、Bくんは、人の前に立つ方が得意そうなのに社内にこもっていたり、Cさんは、プレイヤーとして超優秀なのに管理職になっていたり

みんな得意なことあるのに、苦手なことやっていたりするんだな、勿体ないなと思っていました。

もちろん、苦手なことをやることのメリットもあると思います。

でも、元気よく入社した同期たちがだんだん疲れていく様子を見ていましたし、自分自身にも迷いが出てきていました。

もっと、みんな力を発揮できるはずなのに・・・そういった思いをずっと持ってきました。

仕事に限定しなくても、人の性質でも同じことが言えるかなと思います。

自分の本来のタイプと違うことをしているとなんだかうまくいかなくなってきます。

例えば本当は、姫系・女王様系のタイプなのに、余裕をすっかり失って幸せを受け取れていなかったり、生まれ持った魅力や品があるのに、自分はダメなんですアピールを過剰にしてしまったり

自由が大好きなのに、あえて窮屈な場所に身を置いてみたり。人前に出た方が輝くのに、後ろに引っ込んでいたり。人を支えるサポート力が半端ないのに、完璧主義になって、できない自分に落ち込んでいたり。

いろんなタイプの人を見てきました。

この中に「私のこと?」と思ったものはありませんでしたか?

自分が思うような楽しい生活になってない!
のびのびできてない気がする。
自分の力が発揮できてないと思う。

そう感じたときは、あなたがハマるべきポジションからどっかがズレているかもしれません。

カウンセリングとは今ある悩みを解決していくことでもあるんですが、そのプロセスの中で本来の自分に戻っていくお手伝いをしています。

自分のことって客観的にわからないものなので、カウンセリングを通して自分に向き合っていくと意外な才能や魅力が発見できると思います。

でも、意外であっても、面白いのは「そう言われてみれば、思い当たる節があるな・・・」とみなさんが思うところなんです。

きっと、すでに感覚としてわかっていることがあるはずです。自分が感じたちょっとした違和感はぜひ大事にしていただきたいです!

好きなことがない人はいないし得意なことが何もない人もいません。当たり前すぎてわかっていないだけ。

もし、今がベストじゃないとしても、それなりにやっていけているのなら、本当に自分の力を発揮したらすごいことになるのではないでしょうか。

今うまくいっていなくてもあなたがダメなわけではなく、うまくハマっていないだけ。

自分をよく知って、そして自分を信じて可能性を広げていきましょう。

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