自分自身・人間関係の悩み

周囲に溶け込むことに必死で、自分の不安な気持ちを封印してきた。

2017年6月1日

親の都合その他で転校したり、引越しをしたり、環境がガラリと変わる経験をしてきた人の中に多いんです。

新しい環境になじめるだろうか
友達はできるだろうか
楽しくやっていけるだろうか

そんな不安や怖さを、自分の心の中にぎゅっと押し込めてきたことが。

何回も転校や引越しを経験してくると、周りに合わせて動くことが上手になる一方で、仲良くなってもまた離れないといけないんじゃないかという怖さから

あまり期待しないようにしよう・深入りしないようにしようとして、心を許すことなく、一定の緊張感を保ち続けている場合があります。

いわゆる「いい子」だねと言われる人に多いパターンかもしれません。

今はもう、自分以外の都合で環境が変わることがなくなっていても、そういった心の癖(傷つかないように深入りしないでおこうとか、周りに合わせて自分を抑える癖)は、継続したままということがあります。

そうすると、どこにいても周りに合わせてはいけるけど、自分の気持ちは抑えているので、どこか心が空虚に感じたり、人との間につながりが感じられずひとりぼっちに思えたりします。

長年抱えてきた自分を抑える癖は、きっと昔の自分を助けてくれたものであるはずです。

でも、もし今そのやり方では難しくなってきているのなら、変え時かもしれませんね。

抑え込んできた自分の気持ちを誰かに話して共有できたり、過去の自分の不安や怖さといった気持ちを抱きしめて、癒していくことができると空虚さは減っていきます。

よかったらご相談くださいね。
あなたの気持ち、共有させてくださいな。

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