つながる・コミュニケーション

自分を知られるのが怖い

2017年5月27日

ご相談を受けているとよく聞くフレーズがあるんですね。

「自分に自信がないんです」

これって「自分は不十分である」と認識していることの表れです。

もしちょっと仲良くなっちゃったら、自分のダメなところがいっぱい見つかっちゃう。という恐怖。

タイプの相手であればあるほどこういった怖さは増しますよね。それもお互いさまなのかもしれませんが。

でも、不十分なところ(マイナスなところ)を埋めてなだらかに平にならしたら付き合いましょとなるのかといえば、そんな簡単な話ではなく。

単に、面白味のない人、となってしまう可能性もあるんですよね。マイナスを上回る魅力があればオールOKになるところがあるのも恋愛の醍醐味かもしれません。

私はダメなところがいっぱいあるから、こんな私を知られてしまったら嫌われちゃうかもしれない。

そんなふうに不安に駆られたら遠慮なくご相談くださいね。あなたの魅力を、嫌というほど
受け取っていただきますよ^^

自分の粗は、自分の中ではすごく目立つかもしれませんが、それはちょっと自分に厳しすぎるかもしれません。

自分の個性を受け入れることができると「もう、しょうがないねー」と相手にも受け入れてもらいやすくなります。

例えば家事が苦手だとか、実は大雑把であるとか、お嬢様っぽく見えるが内面は豪快であるとか、見た目と中身のギャップも魅力のひとつですよね。

こんなダメな私がバレたら嫌われちゃう!と思う一方、こんなダメな私でも相手には丸ごと受け入れてもらいたいと思うものです。

もし自分の個性を、自分で受け入れられていない状態のときにその思いがこじれてくると、ちょっと極端な言い方ですが、相手に対して「私を安心させなさいよ!」と思うようになってしまいます。そうなってくると、ちょっとめんどくさい人になりますよね?

まずは自分が自分を受け入れるのが先。すぐに受け入れられなかったとしてもそういう自分を知っていること。

大人の恋愛は、お互いのダメなところを許し受け入れ合うところが醍醐味なのかもしれませんね。

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