よくご相談いただく職場の人間関係。
嫌味を言われやすい。
張り合われる。
扱われ方が雑。
そんな方向けに書きました。
職場などで嫌味を言われる。
または敵意を向けられるとき。
嫌味を言ってくる人は、なかなか厄介な存在ですよね。
気にしないようにしよう!と思っても、嫌味を言われたら腹が立ちますし、そんなにひどい態度とらなくてもいいじゃないと言いたくなりますよね。
自分はきちんと仕事をして平和に過ごしたいだけなのに、なぜ自分ばかりがターゲットになるのか?
職場にいる人みんながその人から嫌味を言われているかといえば、そうではないことの方が多いんじゃないでしょうか。
嫌味を言われやすい人もいれば、あまり言われない人もいますよね。その違いは何なのでしょうか。
職場には色々な人がいますから、ウマの合わない人がいること自体は普通だと思います。
何か嫌なことを言われても前向きに捉えたり、その人の良い面を見るなどして気分を切り替えることができればいいのですが
嫌なことを言われた後でずっと腹が立っていたり、相手のことを思い出したりして頭から離れないようになると、その人の存在自体が相当なストレスになりますよね。
転職しても、そういう嫌味を言ってくる人に毎回出会うとか、どこにいってもお局さんに目を付けられてしまうとか、一定の傾向がある場合にはそのような嫌味を言われやすい理由が
どこかあるのかもしれません。
どこにいっても嫌味を言われやすい。
そんな場合の特徴を以下に挙げてみました。
あなたが競争相手になっている
相手から張り合われている可能性があります。
相手からみると、相手の方がちょっとだけ劣っているものの頑張れば競争に勝てるかもしれないという認識がベースにあります。
競争して、あなたを打ち負かしたいという気持ちから、嫌味を言ってきているのかもしれません。
または、相手は競争に負けたと思って自分のことをあきらめているけれど、面白くないのでひとこと言ってしまったという場合もあります。
→同じ土俵には乗らないことを意識してみるといいでしょう。
相手のペースに乗せられないために、相手がどうということよりも自分はどうしたいのかを第一に考えるといいですね。
自分はどうしたいのかを軸にして考えないと相手の言動に振り回されてしまいます。
あなたの持つ罪悪感に反応している
どの人も相手にしないといけない、話を聞かないといけないという思い込みを持っていると
相手に踏み込む隙を与えてしまうことになります。
相手と自分との間の境界線が曖昧になるのです。線ををしっかり引いて隙を与えないことが大切です。
また、自分の仕事ぶりや能力などに自信がなかったり、相手より恵まれていて申し訳ないと思っていたり、やるべきことが出来ていないという罪悪感があると、相手がそこに反応して
責めてくることがあります。
罪悪感を持っていることは言わなくても無意識のうちに相手に伝わります。自分を責めている人を見ると不思議なものですが、人は責めたくなるのです。
自分としても、悪いことをしているので責められるべきだと無意識に思っているので、相手に責めてもらえると、それで罪を償うことができバランスが取れたりします。
→相手にしないといけないという思い込みや 罪悪感を持っていないか検証してみましょう。
罪悪感があれば手放していきましょう。本当の罪ではなく、自分自身が思い込んだ罪なので、真実ではないのです。
相手の持つ劣等感を刺激している
嫌味を言ってくる人は「自分は出来ない」という何らかの劣等感や諦めを持っています。
あなたの存在や振る舞いが相手の劣等感を刺激している可能性があります。
ただし、あなたにも同じ様にどこか自信がなくて劣等感があります。
その劣等感を認めたくなくて、相手を下に見ることによって優越感を感じ、自分の劣等感を誤魔化しているところがあるかもしれません。
→劣等感を必要以上に刺激しないためにも、相手に対する敬意や謙虚さを持つこと、それと同時に、自分の劣等感を癒していきましょう。自分の価値を受け取り自信を回復しましょう。
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当てはまる内容はあったでしょうか?
私の経験上ですが、嫌味を言われやすい人は気の優しい人が多いという印象です。
誰しも嫌味を言われたくはないものですが、罪悪感があると、つけいる隙を与えてしまいます。
罪悪感にもいろいろな種類がありますが、何らかの引け目が相手に対してないかどうかは振り返ってみるといと思います。
罪悪感は自分が悪いと思っているだけで、本当のところは、そんなに悪いことってしていないものなんです。
自分を許し、罪悪感を手放していくことが嫌味を言われにくくするためのポイントです。