まじめであるって、私は良いことだと思うんですが
まじめは面白くない
いちいち細かい
こだわりすぎなど
そういったマイナスイメージから、「私はまじめで面白くない、だから人間関係がうまくいかないんだ」と思い詰めてしまう人もいらっしゃいます。
でも、そうやって悩んでいる人とお話してみると、思わぬ素顔を見つけることも多いんです。
発想がユニークだったり
おちゃめだったり
抜けていたり・・・
「なんだ、面白いとこいっぱいあるじゃないですか!」みたいなことになったりします。
結局のところ、まじめで面白くないというのはそれそのものが問題なのではなくて、自分と周りの人との間でつながりがうまく作れていないということ。
自分が思っていることを人に表現できていない。ということなのではないでしょうか。
言葉や表情などで表現する前に自分で考えこんでしまう。言っていいのか悪いのか、言い方は大丈夫か、私の考えはおかしくないか……そんなことを逡巡している間に気持ちが重くなって、結局どうしていいかわからなくなっちゃう。
そして自分を表現できていないから人から誤解されることもあるし、わかってもらえないこともある。
そんな悲しみを抱えているクライアントさんに出会うと、私も胸がしめつけられます。どれだけ寂しかったんだろうと思います。
まじめで面白くないという悩みは本質ではありません。人とつながる方法がわからなかっただけです。
まじめで面白くないからと心が内に閉じこもっていると、その人自身の良さも外に出てこれなくなります。それではあまりにも勿体ないです。たくさん良いところありますから。
自分が何を考えて、何を望んでどう行動してきたか。自分が自分のことを誤解しているかもしれません。
まずは思ってることを表現していくことから始めませんか。ぐるぐる考えこむ前に話せると思考と感情が整理されて気持ちが軽くなりますよ。
安全な場所であるカウンセリングを使って自分の思っていることを表現していくと、自分の良さが見つかります。
私、結構いいところあるよねって思えたら、職場でもプライベートでも自分のことが表現しやすくなるんです。