つながる・コミュニケーション

パートナーとの話し合い。話しても通じないことがある。

2017年3月1日

「話し合うこと」の難しさについて考えてみたいと思います。

付き合っていく中で「ん?」と気になることや、不満に思ってること。もっとこうして欲しいという要望のあるときなど

伝えないとわからないよねと思いきって相手に話してみたものの、話が通じない、というのは意外とあることだと思うんです。

例えば、2人の今後について「どう思ってるの?」と聞いても、「どうって言われても、わからないよ。そうやってすぐに答えを求めてこないでほしい。そういうところが嫌なんだよ。」と言われてしまうとか。

相手が自分の気持ちを言語化できないという要因もあるのでしょうが。

「私の気持ちに寄り添ってほしいの」と要望をいってみても、「寄り添うってどういうことなのか、わからない」と言われたり。「どうやったら寄り添ったことになるの?」なんて直球で聞かれると、困っちゃいますよね。

お互いの考え方の前提や感性が違えば言語が違うのと同じで、自分のスタンスだけで話し合おうとしても通じないことがあるんです。

話し合いがうまくいかないと、ついイライラして、喧嘩に発展することもあるかもしれませんが

話し合おうと思えたこと、そして実際に話せたことは、たとえ話し合いがうまくいかなかったとしても、2人の関係において大きな一歩なのでそこはしっかりと認めてあげたいですね。

相手のことは「わからない」ことを前提に「わからないなりに、わかろうとする」姿勢が大事なのかなと思います。

相手の考え方や反応が「わからない」からといってバッサリ切り捨てたりせずに「今はわからない」んだなーと思っておく。

もし、話して全部分かり合えなかったとしても、一部だけでも通じ合えればそれで成功ですし、話し合いを積み重ねていけばいいんだと思います。

男女の違いもあるので、相手の言ってることや求めていることが理解できないこともありますよね。

深い話をするためにも、自分が何を求めているのか何を伝えたいのかについては(本音の部分ですね)整理しておくといいかもしれません。

「私の気持ちをわかってほしい」と言ったとして、「うん、わかってるよ。つらいんでしょ」と言われて「そうなんだけど・・・、なんか違う!そういうことじゃない!」って思っても、それを言語化できないと相手にはなかなか伝わらないですからね。

自分が何を求めているのか、具体的に相手に何をしてほしいかが、自分でわかっていないことも意外にある話です。

うまく通じないぞ、と思ったときには、自分が本当は何を望んでいるのかを知るチャンスかもしれません。

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