職場で、友人で、周囲の人で「仲良くなりたい人がいない」こと。それ自体が悩みになることがあります。
例えば職場で、仕事はあくまでも仕事をするための場所だと割り切って考える人もいますよね。
そう割り切れるのならそれで問題はないと思います。
でも、割り切れなくて心を許せる人がいてほしいなと思っているのならば、その気持ちに素直に従ってみるといいですね。
私も、職場には心を許せる人が１人でもいた方が、ずっと楽しくなると思いますから。
なのに、心を許せるような親しい人がいない。それだけじゃなくて、この人と親しくなりたいなと思える人自体がいないとしたら・・・
職場には親しくなりたいと思える人がいないんです。でも、私以外の人はそれぞれ親しくしてる人がいるっぽい感じなんですよね。私ひとりだけ変なのでしょうか？私もみんなと仲良くなりたいとは思っているんです。そうなれたら嬉しいです。でも、なんというか・・・合う気がしないというか。しっくりこないんです。だからか、仲良くなるために話しかけるとか、ランチいこうと誘うとかそういう意欲がいまいちわかないんです。
仲良くなりたいけど、実際に仲良くしたい人がいないときって、困っちゃいますよね。
仲良くなりたいと思えない自分が変なんじゃないか？と自信がなくなってくる人もいると思います。
「仲良くなりたいと思えていない罪」みたいな、変な罪の意識を背負っている状態だったりします。
でも、変だって思わなくていいんですよ！そんな罪悪感は要らないですから。
親しい人が欲しい。ただし、仲良くなりたい人は今この場所にはいないかも。まずは、この２点を認めてしまいましょう。
さて、そこからですが、こう感じて、悩みになるときには色んな背景があります。
まず自分の感覚に自信が持てていないことが一つ。自分の気持ちや感覚に焦点が当たっていないです。
人付き合いに対する自分のあり方が定まっていないのもあります。
それから一歩踏み込んで親しくなることが怖くて、無意識にハートを閉じている可能性も大です。
これらが複合的に絡み合っていることが多いのです。
カウンセリングでは、そういった複合要因を紐解いていくことをしていくのですが、この悩みからわかることは、あなたが人のことが大好きでとってもとっても親しくなりたいと思っていることなんです。
人との深い関係性をあなたが求めているということ。それがあなたに幸せをもたらすということ。
じゃなかったら、仲良くなりたい人がいないということが問題になることはないですからね。
親しくて深い関係性が手に入ると、心がとても満たされることが潜在的にわかっているからこそ、仲良くなりたいのに仲良くなりたい人がいない現実に葛藤が起きるんです。