自分自身・人間関係の悩み

「大変だ大変だ」といいながらも、その状況が「ちょっと好き」

2016年10月23日

仕事がいろいろと立て込んでいたり難しい問題がやってきたりすると「わぁ、どうしよ!」と思いながら必死で目の前のことをこなしますよね。

いつも忙しいと言ってる人や、いつも大変だ大変だと言っているような人は、実はその大変な状況が「ちょっと好き」だったりすることがあります。

もちろん全てにあてはまるとは言いませんが、すっごく大変だ!という気持ちのほんのわずかな部分に、ニヤリとするマインドが隠れていないでしょうか。

山登りが好きな人であれば、登っている最中は苦しいけど、りきったときの爽快感は忘れられないですよね。

雲海が自分よりも下に見えて空がどこまでも澄みわたっている光景を見たら、やっぱり「わぁ」と感動します。

あんなにつらかったのに、また山を見ると登りたくなってしまうというのと似ているような気がしますね。

私もがんばることは好きなので「難しいらしい」ことが目の前に出てくると、僅かながらわくわくする性分があります(笑)

がんばったら乗り越えられるかも!と思うと、ついやってみたくなるという感じでしょうかね。

周りの人を見ていても「大変だ~」って言いながらも、それを心の底では楽しんでるなと思うことがあります。

それで、鶏が先か、卵が先か、みたいなことですけど「大変なことがちょっと好き」というマインドと、その「大変な現実」はどっちが先なんだろう?と。

最初はどっちから始まったのかはわかりませんし、これは一つの見方ですけど、もし今の大変な現実をなんとかしたいと思っている場合には

自分の中に、ほんのわずかながらの楽しんでいるマインドがないかをチェックしてみるといいんじゃないかなと思います。

もちろん「大変だ!どうしよう」という気持ちに嘘はなく本当にその通りだと思います。

でも、わずか数パーセント、いや、0,00何パーセントかに「ニヤリ」という楽しむマインドが含まれていないか。

波乱万丈な人生を送ってきた方がまた新たな問題に直面されたとき、「すごい嫌なんですけど、でも安定はつまらない!って思ってる節が確かにあります"(-""-)"」とおっしゃる方が多いです。

忙しいのが好きな人は忙しい自分が好きだったりしますので、もし暇になっちゃったらつまんないと思っていたり、予定がいっぱい埋まっていることで安心感を得ていたり、人から「大変だね」ってねぎらってもらうことが嬉しかったりします。

実は自分が好んでいたのか・・・という衝撃的な事実。もしかしたらあるかもしれませんよ。

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