自分自身・人間関係の悩み

いじめられた経験の意味

2016年11月6日

どうして自分だけこんな目にあうんだろう?と思ってもそこに意味はないのかもしれない。

意味は自分でつけてしまえばいいと思うし、後から意味がわかるときもありますよね。

自分がよりよくなるための「気づき」にしてしまえばいいんだと私は思っています。

子供のころにいじめられた経験をしている人はたくさんいますよね。私の場合は、無視とか
仲間外れとかでしたが、だいたい10年は引きずりました(汗)

今となってわかることは、その経験のおかげで、人を見る目と洞察力はついたと思います。なんで?どうして?って考えましたし同じ目に遭わないように観察しましたからね。

その力が今のカウンセリングにも生かされています。何か隠してるなーとか、自分に嘘ついてるなーというのは見ていたらわかります。

でもその一方で人に対して用心深くなって親密になるのが怖くなりました。でもそれでめいっぱい悩んだおかげで「人が大好き」ということもわかったんですよね。

人生の喜びは人を通じてやってくると確信できたことは恩恵です。良くも悪くも、すべてひっくるめてそういう経験だったということ。

いじめられた人は「私は人から好かれない」とか「受け入れてもらえない」という自分のイメージを持ちやすくなります。

それをどういう「気づき」にして今後に生かしていくかは自分で決めていくことができるんです。

もちろん苦しむこともあるけれど、マイナスだけじゃなく何か生み出しているものもあるはずです。あなたの才能や魅力がそこにあると思うのです。

ただでさえ、いじめられてその上自分でも自分のことを「うまく話せないな」「嫌われたらどうしよう」などと責めていたら可哀想ですよね?

自分にとって悪い出来事は責めるためではなく「気づき」として生かしていきましょう。

当時、悲しい気持ち、みじめな気持ち、恥ずかしい気持ち、怒りなどいろんな気持ちを感じていたと思います。

カウンセリングでは、イメージワークを使って、自分の気持ちに寄り添ってあげて当時かけてもらいたかった言葉を自分にかけてあげたりします。

すると、当時の心が癒されていくんです。自分だけは自分の味方になって受け入れていきましょう。

そして自分のイメージを変えていきましょう。よりよい自分になるためのきっかけになりますように。

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