自分らしく生きる

問題と自分を一体化しないこと

2016年10月24日

問題をどう扱っていいかわからないときには、自分が見ている視点の中には解決策がないということになります。

なので自分の視点を変える=物の見方を変えることによって、解決の糸口が見つかることが多いのです。

「問題と自分を一体化しない」というのは、ニュアンスとしては、問題の中にどっぷりと浸からない、といった感じです。

悩んでいるときは「問題=私」というように一体化しているときが多いと思います。

そして一体化すると極端に視野が狭くなってしまい、しんどさから身動きがとれなくなるんですね。

そこで、視点を高く持って自分を客観的に見つめてみながら、自分と問題を切り離すんです。

たとえば友達や仲間内で感情がもつれて人間関係がややこしくなっていたら、ズームアウトして自分も含めて一度客観的にその人間関係を眺めてみます。

AさんとBさんは仲良しで、BさんとCさんはうまくいっていなくてと、それぞれの登場人物のつながりや生じている感情を図に書くようにして整理して見ていきます。そして、今、自分がどの立ち位置にいるのかも、把握します。

ちょっと大げさにいうと飛行機に乗って上空から街並みを眺めるようなイメージで物事を見てみるのです。

自分の今の状態を、ちょっと離れた視点から見ることができるとそれだけでも状況がクリアになってホッとします。客観性が出てくることによって心にゆとりが生まれるんです。

可能であれば、そこで自分が置かれている状況を笑ってしまえると、さらに解決への道筋がつきますね。

自分のことを笑うって心にゆとりがないとできませんからね。笑うことができれば勝手に癒しが起きて心がポジティブになる効果もあります。

もし今、自分が余裕がなくなってきているな~と思ったら、視点を高くして自分が置かれている状態を客観的に眺めてみましょう。

そして、可能であれば、くすっと笑う!「私こんなことで悩んでいて、かわいいなぁ」でもなんでもいいです。

とにかく、問題と自分を一体化させないこと。

カウンセリングでは、クライアントさんがこんがらがっていても大丈夫です。お話をいろいろ伺いながら、私の方で整理していきますので安心してくださいね。

自分と問題が切り離されて整理されていくと、すごくホッとできますよ。ご自分では難しいなと思われる場合は、ぜひご利用くださいね。

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