誰かと特に仲が悪いというわけでもなくても、関係性に悩んでしまうときがあると思います。
むしろ、誰かと仲が悪いとか、誰かから攻撃されるとか、すごく嫌いな人がいるとか、わかりやすいことがあった方が人に話した時に共感してもらいやすい。
人に話したら、気のせいじゃない?とか、考えすぎだよとか、贅沢な悩みだよと言われてしまうことが多いでしょうが、わかってもらえないのはしんどいだろうなと思うんですよね。
遠慮しちゃったり緊張したりで、感情が外に出てこなくて、淡々としているように見られちゃうというお話をよく聞きます。感情が外に出ていないので、周りの人からは誤解されますよね。
いつも冷静だよね、怒ることはない人なんだよね、いつも澄ましてるよね、などなど。「よくわからない人」になるので、周りの人の好きなように解釈されます。
本人としても、どうやら誤解されてるようだというのはわかっても、でもどうしようもできないのがもどかしいところですよね。
変えようと思っても、どう変えたらいいかわからないし、そんなときは、頭が色んなことを考えていっぱいいっぱいになっていることが多いものです。
自分の感覚に自信がなくて、「どう反応したら良いか?」と、正解を探そうとしてしまうこともあります。
もし自分がちょっと変わってるのかも、という自覚があると、なおさら反応の仕方には敏感になるかもしれません。変なことを言って、えっ?と驚かれたら嫌だな~と思うこともありますもんね。
誰かが何か話しかけてきたことに対して、それにどう返事をして、どう反応していいかわからない。この、「わからない」ことが実は一番苦しいんじゃないのかなと思います。
そして、「わからない」ことがダメなことだと思っているから、余計に落ち込んだり、さらに悩んでしまう。本当は、どう反応していいかわからなくても、いけないことではないはず。
感情が外に出ないのは、自分の感情をそのまま表現してもよいという許可が自分の中で降りてないからなんです。
その許可を出すためには、自分の中に安心感が必要です。
どう反応していいかわからなくてもそれでいい。そうやって自分を認めて受け入れていくことが安心感をつくる一歩になります。
抹茶ケーキと珈琲。美味でした。
その時ピンときたものを注文すると大抵アタリですね。